Shutterstock ※画像はイメージですオーストラリアのシドニーで、マンションの13階の窓の外側のスペースに小型犬が迷い込んで閉じ込められ、消防隊が出動する騒ぎとなった。多くの人々が固唾を呑んで見守るなか、3時間に及ぶ劇的な救出活動を経て消防士が犬を保護。周りから拍手喝采が巻き起こり、一件落着となった。
愛犬が消えた! 捜索するも手掛かりなく…
無事救出されたのは、ジャック・ラッセル・テリアのエルビー(2歳、メス)。オーストラリアの7ニュースによれば、事件が起こったときには飼い主のアレックス・ドブリンさんはタイに旅行中で、18歳の息子のジェイクさんがエルビーの世話をしていた。
ところがジェイクさんがある日外出先から戻ったところ、エルビーが跡形もなく姿を消していたという。近隣を見回っても見つからず、報奨金のチラシを配布して懸命に捜索していた。
ご近所さんが発見! 消防隊が救出に成功
実はエルビーは、自宅のバルコニーにある隙間から滑り落ち、建物の外側にある出っ張った部分に着地。外壁に沿って30~40メートル歩いて建物の反対側まで移動した後、13階の窓とその外側に設置された縦格子の間に身を寄せていたと考えられている。
行方不明になって2日後、隙間で動けなくなっているエルビーを発見したのは2人の近隣住民だった。一人は双眼鏡を使い、もう一人はドローンを飛ばしてバルコニー沿いを捜索してくれていたのだという。
すぐに消防隊が呼び出され、救助作戦がスタートした。消防士チームは、エルビーの下に落下防止用の安全シートを設置。屋上からロープを伝って13階まで降りた消防士が、エルビーにリードを装着した後、やさしく身体を撫でて落ち着かせた。その後消防士がエルビーを抱き上げ室内で待ち構えていた別の隊員に渡すと、見守っていた群衆から大歓声と拍手が沸き起こり、3時間に渡った救出活動は無事終了した。
救出で飼い主安堵 普段はとてもおとなしい犬
息子から愛犬が行方不明になったと聞いたとき、気が動転しおかしくなりそうだったと言う飼い主のアレックスさんは、エルビーの生還を喜んだ。ジャック・ラッセル・テリアはいたずら好きとして知られているが、エルビーは普段はとてもおとなしく、あまり悪さはしないということだ。息子のジェイクさんは、エルビーは室内で何かが倒れる音に驚き、バルコニーに飛び出したのではないかと話している。
救出された後に、エルビーは動物病院で診察を受けたそうだ。脱水症状と体のこわばりがあったものの怪我はなく、順調に回復しているという。
---fadeinPager---