働き方やライフスタイルの多様化に伴い、大人のファッションにおける「足元」の選択肢も大きく変わりつつある。リラックススタイルが定着する一方で、カジュアルすぎるスニーカーでは心許ないシーンも少なくない。そんな今の気分に完璧にフィットするのが、スニーカーの快適な履き心地と、レザーシューズの品格を兼ね備えた「進化系ローファー」だ。今季、数ある新作の中でも『Pen』が特におすすめしたい3つの最新モデルを紹介しよう。
アディダス オリジナルスから待望のスニーカーローファー
まずは、ストリートウェアの定番として愛され続ける「アディダス オリジナルス」の新作「HANDBALL SPEZIAL LOAFER(ハンドボール スペツィアル ローファー)」。1979年にインドアスポーツ用シューズとして誕生した名作「HANDBALL SPEZIAL」のクラシックなシルエットを踏襲しつつ、なんとローファーとして再構築した意欲作だ。スエードの質感といったアイコニックなディテールはそのままに、スリッポンならではのエレガントな抜け感をプラス。ストリートの粗削りなエネルギーと大人の品格が見事に共存しており、日常の着こなしに新しいスパイスを与えてくれる。
クラシックなポロ ラルフ ローレンの名作が日常使いに最適化
一方、アメリカン・クラシックの象徴である「ポロ ラルフ ローレン」からは、人気スニーカーセレクトショップ「BILLY'S ENT」による別注モデルが登場した。ベースとなったのは王道のペニーローファー「MERTON PENNY LOAFER」だが、本作の最大の特徴は「トリプルブラック」のストイックなカラーリングと、ボートシューズ用の薄底アウトソールを採用している点にある。クラシックなアッパーに対し、程よく無骨なソールを合わせることで、日常使いしやすいカジュアルな一足へと昇華。インソールには別注の証であるロゴが型押しされ、所有欲を満たしてくれる特別感も嬉しい。
モードブランドとのコラボで生まれ変わるドクターマーチン
また、ロンドンを拠点とするブランド、キコ コスタディノフとドクターマーチンによる「Made in England」のコラボレーションモデルも見逃せない。新作「STRAP Shoe」は、オールブラックのクラシックなレザーワークウェアをベースにしている。リベット付きのヘビーウェイトなクロスオーバーベルクロストラップを加えることで、ユーティリタリアンな機能性を強調した。耐久性の高いレザーやグッドイヤーウェルト製法、溝入りのエアクッションソールといったドクターマーチン特有のオリジナルディテールを継承している。
名作シューズのDNAを現代的に解釈した各モデル。アプローチは異なれど、どちらも「今の時代が求める快適さとエレガンス」を体現している。装いが軽やかになるこれからの季節、ワードローブの主役となるこのハイブリッドな一足で、大人の足元をスマートにアップデートしてみてはいかがだろうか。