斎藤工がゆかりの地を巡り、馳せる想い。トヨタ「bZ4X」がいざなう“過去と未来”をつなぐ旅

  • 写真:河澄大吉
  • 動画:河澄大吉、若宮樹
  • スタイリング:三⽥真⼀
  • ヘア&メイク:くどうあき
  • 文:青山 鼓
  • 撮影協力:株式会社トチセン、史跡足利学校
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栃木県足利市にあるトチセン赤レンガ捺染工場。撮影で度々訪れてきたというこの街に、斎藤工がbZ4Xとともに再訪した。

俳優、映画監督の斎藤工が栃木県足利市を訪れるのは、今日が初めてではない。長編映画初監督作『blank13』の撮影地として、出演ドラマのロケ地として、何度も足を運んできた。

撮影中の目線はどうしても限定的になる。土地を素材として見る必要があるからだ。だが今日はそうではない。トヨタのBEV(電気自動車)「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」で足利を巡るとき、歴史に想いを馳せ、未来を見据える斎藤の姿があった。

斎藤 工●1981年生まれ。俳優として数々の作品に出演する一方、映画監督としても作品を手掛けるなど、活動の幅を広げている。最近の主な出演作は『禍禍女』、Netflix映画『This is I』など。4月3日には香港映画『殺手#4』の日本公開を控える。ドキュメンタリー映画『大きな家』では企画・プロデュースを担当。

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深い思考を生み出す、静かな空間と心地よい移動

電気自動車であるbZ4Xは、ガソリンを入れる必要がない。帰宅後に充電しておけば、翌朝にはフル充電で出発できる。給油のためにどこかへ立ち寄るという行為がなくなる。それは小さな変化かもしれないが、一日の始まりに余計なタスクが入らないことは、積み重ねで考えるとかなり時間を効率的に使えるし、なにより暮らしのリズムにもよい影響がある。

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自宅での充電は200Vの普通充電*1に対応し、充電時間*2*3は200V 6kW(30A)*3、Zグレードの場合で約13時間*4。急速充電にも対応し、外出先での充電も可能だ。

「移動の時間は、自分にとって仕事の核心に近い場所なんです。台本や企画と机の前で向き合うより、移動中のほうがはかどる。俳優というのは“なにかをしている人”を演じるものですから、“ながら”の状態のほうが合っている」

そして整った状態で走り出せることは、とりもなおさず、その日の思考の質を高める。

「アクセルを踏んだ瞬間、車体が前に進む。いつでも準備ができている状態というか、こちらの意図がダイレクトに伝わるんです」と斎藤は話す。エンジンを持たない電気自動車ならではの特性は、発進時のなめらかさがガソリン車とは明らかに異なることだ。

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合成皮革を採用したシート(Zグレードに標準装備)は、高級感のある仕上がり。運転席は8ウェイパワースポーティシートで、体格に合わせた細かなポジション調整が可能だ。

走行中もエンジン音がなく、静かな車内空間では会話が自然に弾む。俳優であり監督でもある斎藤にとって、車内はロケにおける楽屋にもなりうる。台本と向き合い、次のシーンを組み立てることもある。

「アイデアを考えるとき、落ち着いた空間のほうが思考が深まる。リッチな、自分だけの秘密基地のような感覚で過ごせます」

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床下に薄型の大容量バッテリーを配置するBEV専用プラットフォームにより、車体の低重心化と操縦時のクルマとの一体感を実現。最高出力167kW(Zグレードの場合)、最大トルク268N・mのモーターがアクセル操作にリニアに反応する。

大画面の14インチディスプレイオーディオと、ステアリングの上から見ることができる遠方配置のマルチインフォメーションディスプレイも、斎藤にとってお気に入りのポイント。

「首を振らなくていいというのは、思っている以上に運転の安定感につながるんですよ」

運転しながら考える、という時間を邪魔しない。bZ4Xは、斎藤にとって思考の時間を生み出す最適なパートナーと言えるだろう。

bZ4Xの詳細を見る

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かつての撮影地を巡り、100年の歴史に触れる

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トチセン赤レンガ捺染工場は、1922年に建設された繊維産業の拠点。明治期に製造されたレンガが使用されている。最盛期には600人以上が働き、戦時中は空襲を避けるため屋根や壁にコールタールによる擬装が施された。

「撮影で訪れるときは、どうしても局所的な見方になってしまうんですよね。このアングルだったらどんな表現になるのか、この背景は本当に時代考証に合っているのかって」

トチセン赤レンガ捺染工場は出演作品で使われたロケ地でもあるが、今日はドラマ撮影も台本もない。仕事の目線を外し、bZ4Xを降りて敷地に足を踏み入れると、同じ場所でもまるで違って見える。

「歴史が刻まれた場所は、絵にしたときに奥行きが出るんです。生成AIで背景をつくることはできても、その土地に立つ人間にしか生まれない感情がある」

折に触れてその感覚を確かめに行くことが、斎藤にとってのクリエイションの準備でもある。

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100年以上の歴史を持ち、現在も当時の姿をほぼそのままに残している赤レンガ捺染工場。出演作の撮影のため訪れたことがある斎藤だが、今回初めてこの場所とじっくり向き合い、歴史の積み重ねを感じた。

休日のドライブで向かう先は、トチセンと同じ要素を持つ場所だ。たとえば味噌蔵や酒蔵、あるいは秘湯。

「積み重なった時間の恩恵を受けに行く。そういうドライブが自分には合っていると思います」

テクノロジーが掛け算の速度で進む時代にあって、人間は本能的にゆっくりと積み上げられてきたものへ向かうのではないか、そう斎藤は言う。若い世代が演劇やライブに集まっているのも、同じ理由ではないかと。

「今日の足利へのドライブでは、bZ4Xというテクノロジーの極みと、かつての繊維工場という時間が積み重なった場所を同時に体験することに意味がある。両方ないと、足りない気がするんですよね」

最新のBEVと100年以上の歴史を持つ赤レンガ。かつて作品の素材として切り取っていた街が、この旅では別の意味を持って斎藤に語りかける。

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歴史の中から、いま求められる答えを見出す

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日本最古の学校として知られる足利学校。室町時代には関東全域から学者が集まり、最盛期には3,000人もの学徒がいたという。1921年に国の史跡に指定。

「過去に触れることは、ただ昔を懐かしむこととは違う。積み重ねられてきた思考や美意識が、自分の感覚を更新してくれると思っています」

日本最古の学校とされる足利学校に足を踏み入れる。室町時代から続く学びの場で、建築と庭は当時の面影を残している。

過去は保存されるものではなく、現在と地続きに機能している。その感覚は、bZ4Xにも重なる。トヨタが長年のクルマづくりで培った技術と思想の上に、この最新のBEVは成立している。

新しさとはゼロから生まれるのではなく、積み重ねの延長線上に現れるものだ。そのことを、足利学校のたたずまいが、随所の建築的なあしらいが、その庭が、静かに示している。

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現在の建物群は江戸時代の姿に復元され、1990年に整備が完了した。孔子を祀る聖廟を中心に、庭園・書院・方丈などが配置された空間には、静寂の中に時間の厚みが宿る。

斎藤のクリエイションには、一貫した姿勢がある。俳優として役を生きながら、監督として物語を組み立て、時にはそのどちらでもないかたちで表現に関わる。特定の肩書に収まらないまま、その都度必要な役割を引き受けてきた。

「自分がどう関わるかより、その作品が存在することのほうが大事だと思っていて。スチールで参加することもあるし、セカンドカメラマンで入ることもある」

決まったかたちを持たないことが、斎藤の表現の幅をつくっている。

豊田自動織機からやがて日本を代表する企業となったトヨタ自動車は、時代に合わせてさまざまなクルマをつくり続けてきた。bZ4Xの車名にある「bZ」は「Beyond Zero」の略。“ゼロを超えた価値を生み出す”という思想が込められている。そうした発想から生まれたこのBEVもまた、従来のクルマの概念に縛られない存在なのかもしれない。

移動手段としてだけでなく、思考の場所として、あるいは撮影現場での個室として、乗る人の必要に応じて役割を変える。足利学校が時代を重ねるごとにその存在意義が変わるように、かたちを固定しないことが、長く使われ続ける理由になる。

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過去から未来へ。自由な選択を提供する走り

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乗り心地を徹底的に追求したbZ4Xは、どのような路面状況においてもフラットで快適な乗り心地を味わえる。

足利学校を後にして、bZ4Xのハンドルを握る。アクセルを踏むと、クルマは過剰に主張しない。力を込めた分だけ、素直に前へ進む。

「いままで乗ってきたクルマの中で、もうちょっとここがこうだったらって思う部分が、全部網羅されているような感じがするんです」

重心の低い安定した走りは、次の行き先を考える余裕を生む。一充電走行距離はZグレード(FWD)で746km*5。目的地を決めずに走り出しても、途中で気になった場所に迷わず入っていける。その自由さが、移動そのものの質を変える。

寄り道の先になにがあるかわからない。それでいいと思える余裕を、bZ4Xは提供してくれる。

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合成皮革巻きステアリングには、全周囲ヒーターを装備。気温が下がった日でも、手元が温かく保たれる。細部への配慮が、長距離移動の快適さを支えている。

足利学校の空気に触れ、積み重なった時間を感じたあと、bZ4Xを再び走らせ始めた斎藤は、ステアリングがほんのり温かいことを教えてくれた。クルマからは特別な知らせはなく、ただ静かに温もりを伝えている。

「気づかない人もいるかもしれないくらい、そっとステアリングが温かくなっているところが面白いですよね。神は細部に宿るといいますが、その言葉の通りですね」

言葉にしなくても相手を思いやる感覚。斎藤は、自身の作品でもそういう瞬間を描こうとしているという。セリフではなく所作や間で伝わるもの。ハンドルのぬくもりに、それと似た誠実さを感じた。

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フロントドアには高遮音性のアコースティックガラスを採用し、室内の静粛性を高めている。

bZ4Xに搭載された先進技術は、トヨタが長年のクルマづくりで培ってきた叡智の上に成り立っている。

「とんでもない速度でテクノロジーが進化していて、それに脅威を感じてしまう世代もいますが、でも、そこになにを掛け合わせるかによって、未来への希望に変わると思っています」

斎藤工はまた、どこかへ向かうだろう。次の目的地はまだ決まっていなくても、その過程にあるなにかと出会うために。

*1 200Vでの充電が困難な状況下では、100V/6Aでの充電も可能ですが、満充電には長い時間を要するため緊急用とお考えください。また100V電源の電圧が著しく低下している場合、充電が停止する可能性があります。
*2 トヨタ社内規定に基づく充電時間です。
*3 出力はスタンド/普通充電ケーブルの前提を記載しており、実際の車両充電電力は異なります。
*4 駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から満充電するためのおおよその時間。普通充電ケーブルを用いた場合は、約3kW(200V)の充電となります。約6kWで充電を行う場合は、電流上限が30A以上の普通充電器(スタンド)が必要になります。
注意:ペースメーカー(植込み型心臓ペースメーカー/植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ)装着のお客様は、充電の操作はご自身ではなさらず、ほかの方へお願いしてください。●充電時、充電器(スタンド)、充電ケーブルに近づかないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。●充電中は車内にとどまらないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。●ものを取るときなどに、トランクルームなどを含めた車内に入り込まないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。
*5 WLTCモード(国土交通省審査値)。■一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

トヨタ bZ4X

ブランドサイト: https://toyota.jp/info/bz4x/new/

公式サイト: https://toyota.jp/bz4x/

撮影車両はZ(FWD)。ボディカラーのプラチナホワイトパールマイカ〈089〉(¥33,000)はメーカーオプション。内装色はブラック。ソーラー充電システム(¥341,000)はメーカーオプション。


全長4,690×全幅1,860×全高1,650mm
室内長1,935×室内幅1,500×室内高1,145mm(※トヨタ測定値)
5人乗り
一充電走行距離[WLTCモード(国土交通省審査値)]18インチタイヤ:746km、20インチタイヤ:673km
メーカー希望小売価格:¥5,500,000

*価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込み、2025年10月現在のもの)で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは販売店におたずねください。沖縄地区は価格が異なります。
*価格はタイヤパンク応急修理キット付の価格で、その他オプション価格は含まれていません。
*ソーラー充電システムを装着した場合、室内高は1,160mmとなります。
*一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。
*WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

コート ¥110,000、シャツ ¥36,300、パンツ ¥50,600(すべてキャプテン サンシャイン/キャプテン サンシャイン TEL:03-6712-6830)、シューズ スタイリスト私物

動画監督 : 河澄大吉、若宮樹 撮影 : 梅田三樹祐 撮影助手 : 土田丈司、西谷修哲、岡野由奈 音楽制作:Otömika / 協力:公益財団法人 足利市みどりと文化・スポーツ財団

※特別な使用許可を得た場所にて安全に留意して撮影し、公道走行は道路交通法に準じて実施しています。