【デンマーク産ウイスキーが躍進】フィヨルドの小さな蒸溜所「スタウニング」が世界的評価

  • 文:冨田千恵子
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COPENHAGEN コペンハーゲン/デンマーク

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シグニチャーのライ麦モルトウイスキー『R.Y.E.』495 DKK。焼きたてのライ麦パンとスパイスの香り、スモーキーで柑橘系の風味と丸みがあるフルボディの口当たりが特徴だ。© Stauning Whisky 

ビールやアクアヴィットが定番のデンマークでは、ウイスキーは高額な外国産が主流だったため、富裕層が嗜むものだった。そんななか、地元産のライ麦や大麦でウイスキーを製造するローカル蒸溜所が増えて、いまでは全国で70カ所ほどになる。

そのブームを牽引するのが、2025年に20周年を迎えた、「スタウニング・ウイスキー」。ドイツと地続きのユトランド半島の西、フィヨルドに面した小さな町の有志9人による、趣味的なプロジェクトから始まり、デンマーク独自のシングルモルトを目標に試行錯誤を続けている。近年では国際的な賞を受賞し、海外での知名度も上昇。日本での展開もあるので、見つけたらぜひお試しを。

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蒸留所の目の前に広大な麦畑が広がっている。見学や試飲会などのイベントも定期的に開催している。© Stauning Whisky