犬のフン拾いで年収480万円…急増する“うんちビジネス”の実態にネット驚愕

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-Photo VM ※写真はイメージです

犬のフンを拾うだけで、年収およそ約480万円ーーーそんな一風変わった仕事が、イギリスで注目を集めている。

イギリス・ダービーシャー州在住の建築業者、カイル・ニュービー氏は、副業として始めた“犬のフン回収サービス”で、想像以上の収入を得ている。事業名は「ペット・プー・ピック」。きっかけは、インスタグラムで目にしたアメリカの“フン回収ビジネス”だったという。

「アメリカで成り立つなら、イギリスでも需要があるはずだと思った」そう語るニュービー氏は、フェイスブックに広告を掲載。すると、予想を超える反響が寄せられ、現在は35人の常連客を抱えるまでになった。

料金は初回訪問が約6,100円その後は週約3,000円。水曜と土曜を中心に1日15〜20件を回り、週の収入は約40万円前後に達する。時給換算ではおよそ9,000円。本人いわく、「建設現場で10時間働くより、スコップを持って庭を回る方が稼げる」という。

「怠け者の代行業??」そんなことはない

作業は意外と本格的だ。1軒あたり10〜15分かけて、平均10個以上のフンをシャベルで回収。袋詰めした後は消毒まで行い、場合によっては片道80キロ近く移動することもあるという。

一方、ネット上では「犬を飼うなら自分で片付けるべき」「怠け者の代行業だ」といった批判の声も上がっている。しかしニュービー氏は、そうした見方に首を横に振る。

「顧客の半分以上は高齢者や身体の不自由な人です。しゃがむことすら難しい人もいる。もし自分の家族が拾えない状態だったら、このサービスは必要になるはずだ」

現在ニュービー氏は、草刈りなどの庭仕事にもサービスを拡大中。“フン拾い”から始まった副業は、地域密着型の生活サポートビジネスへと姿を変えつつある。

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NY、全米で最も糞害の苦情が多い地域

海の向こう、アメリカでは事情はさらに深刻だ。ニューヨーク市ワシントンハイツ地区は2025年、「全米で最も糞害の苦情が多い地域」とされ、年初から1,600件以上の通報が寄せられたという。

都市とペット、そして人間の暮らしが生んだ“リアルな需要”。犬のフンを拾うこの仕事は、いまや“ニッチな副業”の域を超え、ひとつの社会インフラになりつつあるのかもしれない。

 


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