Photo:Adam McCullough/Shutterstock※写真はイメージです世界的ポップアイコン、“サー”エルトン・ジョンが2025年11月29日、自身のTikTokに投稿した動画が、思わぬ形で世界中の注目を集めた。
舞台はイギリス・ウィンザーにある豪邸(自宅)の広いキッチン。高級ブランドのカスタムスウェット姿のエルトンがキッチンの扉や引き出しをひとつ開けるたびに、彼のヒット曲「Step Into Christmas」が軽快に鳴り響く―そんなストーリーの「クリスマス仕様動画」であった。
1973年発表のこの楽曲は、エルトン自身の代表的なホリデーソング。動画は本人による本人の名曲を使った、セルフ・オマージュ的クリスマス演出だ。
注目された「オーブンの扉」
しかしこの動画が投稿されると、思わぬ反応がSNS上にあふれた。注目されたのは動画そのものではなく、何と映っていたオーブンの「ガラス扉」だったのだ。
わざわざオーブンの中にカメラを配置して撮影された手の込んだ演出だったが、ガラス扉がかなり「汚かった」のだ。油汚れが「びっしり」とこびりついた状態を世界中にさらしてしまった。
コメント欄は、「曲よりオーブンが気になる」「サー・エルトン、その扉は開けなくてもよかったのでは?」「お掃除して」等、オーブンについてのコメントが続いた。
批判へのアンサーは「高級ブランド着用姿で大掃除」
この反応を受け、沈黙を選ばなかったのもエルトンらしい。
12月7日、彼は続編とも言える動画を2本投稿した。そこに映っていたのは、先の動画と異なる色の高級ブランドのウェットに、ピンクの羽飾りがついたゴム手袋という「エルトンらしい」装いの本人。2本の動画の内容は、汚いオーブンの扉への反応についての「見解表明」と、何と自らオーブンを磨いている「お掃除動画」であった。
「スクラブ、スクラブ(ゴシゴシ)」と口ずさみながら掃除を進める様子は楽しく愛らしく、現在までに73万もの「いいね」がついている。
エルトンにも「日常がある」
そもそも、この動画を見て多くの人が感じたのは、「エルトン・ジョンであってもキッチンは汚れるのだ」という、ある種の安心感だったのではないだろうか。
世界的スターであり、莫大な資産を持つ大富豪。それでも料理をすれば油ははね、キッチンは汚れる。完璧に整えられたショールームのような家ではなく、そこには生活感漂う確かな“暮らし”があった。
エルトンは2人の子どもの父親でもある。忙しい日々の中で、キッチンの隅々まで常に完璧な状態を保つことなど現実的には難しい。日常的に自身が掃除をしているとは思えないものの、彼の汚れたオーブンは、「大スターにも私たちと同じ日常がある」ことを可視化した出来事だった。
今回一連の動画で、エルトン・ジョンを「より身近な存在」と感じた人が多いはずだ。
あの豪邸で、エルトン・ジョンと彼のファミリーは、どんなクリスマスを過ごすのだろうか?― そんな想像をするのも楽しい。人々を思わず笑顔にしてくれた3本の「エルトン動画」だった。
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@eltonjohn If you can’t escape it, you might as well Step Into Christmas! Who’s ready? #live #christmasmusic #holidaymusic ♬ ステップ・イントゥ・クリスマス - エルトン・ジョン
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@eltonjohn Step Into Christmas PSA 🎄 #christmasmusic #holidaymusic ♬ ステップ・イントゥ・クリスマス - エルトン・ジョン
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@eltonjohn Replying to @MamaNaaf Don’t think your comments go unnoticed… 🧼 #holidaymusic #christmasmusic #live ♬ ステップ・イントゥ・クリスマス - エルトン・ジョン