【冬のアムステルダム名物】世界の光のアートが運河を照らす、長い夜を幻想に変えるライトフェスティバル

  • 文:山本直子
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AMSTERDAM オランダ

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Zenisk(ゼニスク)による作品『The Sun』。白熱電球でつくられた「太陽」を前に、人々は立ち止まって静かに自分を振り返る。 

オランダの冬の風物詩となった「アムステルダム・ライトフェスティバル」が2026年1月18日まで開催中だ。11月にもなると、午後4時半にはもう日没というオランダの長い夜。そんな1年で最も暗い季節に、世界各地から集まったアーティストたちによる光のインスタレーションが、運河沿いや歴史的建築を背景に街を照らす。

歩いて回れる6.5kmの散歩コースのほか、夜の運河を巡る1時間強のボートツアーも多数。光のアートを鑑賞しながら、ボート上でチーズやワインを楽しめるコースもある。オランダ黄金時代の建築物が並ぶアムステルダムの運河は昼間も美しいが、水に反射する幻想的な“光景”も格別だ。冬ならではの光の競演を楽しみたい。

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年のテーマは「レガシー(遺産)」。運河沿いにはテーマに沿ってつくられた20作品が展示されている。写真はXinyi Wang(シンイーワン)による『Whalefall』。