レーシングシューズをルーツに持つプーマ(PUMA)の名作“SPEEDCAT”が、ビリーズ(BILLY’S)の別注モデルとして新たな装いで登場する。1999年にF1ドライバー向けの耐火シューズをベースに生まれた一足は、その流線形のフォルムと、地面をつかむようなロープロファイルがアイコンだ。今回の別注では、その“スピードの記憶”に、ビリーズらしい静謐なセンスが加えられている。
アッパーには、冬の空気にやわらかく馴染むニュアンスカラーを採用。「LODEN GREEN」と「PEBBLE PATH」の2色は、どちらも深みのある色調で、光を受ける度にに微細にゆらぎ、大人の足元にほどよい温度を灯す。
フォームストリップはスウェードからレザーへ。スニーカーの表情を一段引き締めるこの素材の選択は、スポーティでありながら、日常のスタイルにするりと溶け込む“大人の余裕”をつくり出す。都会的で細身のシルエットも相まって、“成熟した一足”としての佇まいを手に入れた。ビジュアルイメージも印象深い。ざらりとした質感を感じさせる背景、抑えたトーン、余白を生かした静けさからは、ビリーズらしい“大人のムード”が漂っている。12月6日よりビリーズ各店とオンラインストアにて発売。オンラインでは11月29日から先行予約がスタートしている。
レーシングのスピードはそのままに、冬の日常へとそっと馴染んでいくこの一足で、大人の足元をアップデートしたい。