カナダの保護猫団体が、猫を引き取った。毛の絡まりがひどくなって手に負えない、という飼い主からの要請だった。猫の回復の様子がSNSで反響を呼んでいる。
同居犬とそりが合わず……飼い主がSOS
オンタリオ州オタワを拠点にする非営利団体「The Big House Cat Sanctuary & Rehab」が11月8日、インスタグラムを更新した。そこには、ケージに入った大きな体の猫が写っている。猫が動かないため太り、毛が絡まって手に負えなくなったと、家族から電話があったという。
バンディットと名づけられたその猫が動かないのには、理由があった。動物に関するニュースを配信するウェブサイトThe Dodoによると、一緒に飼っている犬と相性が悪く、バンディットは地下室での生活を余儀なくされていたそう。
団体による別の投稿では、猫とは思えないような見た目のバンディットが写っている。巨大な毛玉がいくつも固まって体にまとわりつき、まるでネズミを何匹もぶら下げているようだ。
体重12キロ超、動くのも困難
「短毛種の猫で、これほど毛玉がひどい個体は見たことがありません」「毛玉がひどく絡まって、動くのが困難な状態でした」と、団体スタッフは語る。バンディットの体重は、12キログラムだった。
団体はバンディットを引き取り、施設で処置を施した。麻酔を投与し、獣医が1時間かけて毛を刈った。一転、スッキリしたバンディットの様子に「すごくきれいに刈れてる」「皮膚にダメージがなくてよかった」「彼を救ってくれてありがとう」など、反響が寄せられている。
保護団体「助けを求めて」
団体は投稿で「(バンディットは)非常に心地の悪い状態で、自分自身の体をきれいにするのが困難だったのは間違いありません」と述べる。「今、バンディットは清潔で、快適で、痛みを感じずに動けるようになりました」
そして「どのような過程でこのような生活環境になったのかは不明」と前置きしつつ、「恐れずに、私たちに助けを求めてください」と続けた。
「猫の体重が重すぎる、または動くのが困難な場合、毛玉はすぐに悪化します。絡まった毛や固まった毛に気づいたら、いち早く助けを求めてください。批判はしません。私たちは助けるだけです」
回復した姿に反響
食事療法により、バンディットの体重が減ったら、団体は本格的に里親を募集する予定だ。別の投稿では、すっかり元気になって環境にも慣れた様子のバンディットが、ゴロゴロと喉を鳴らしながらスタッフに撫でられている。
「同じ猫とは思えない!」「ハンサムさんだね」「ありがとうって言っているみたい」「愛らしさ満点!」など愛であふれたコメント欄を見ると、里親を見つけるのに苦労はなさそうだ。
---fadeinPager---
---fadeinPager---
---fadeinPager---