【白ソックスの裏汚れ問題を解決】防臭・抗菌効果あり。見せる“白”、隠す“グレー”の「VIBSOX」新作が優秀すぎる

  • 文:一史
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足首の白部分と、シューズを履いたとき隠れるグレー部分とに色を切り替えたビブソックスの抗菌・防臭ソックス。¥1,980。

フォーマルなタキシードにおける白シャツの役割のように、スニーカーに組ませる白ソックスはカジュアルな服装に上品さを与えてくれる。ダークカラーのソックスでは足元が重いときの軽快なアクセントとしても大活躍。白ソックスはいまや洒落者の必須ワードローブだが、避けがたい欠点がひとつある。それは底の汚れがとても目立つこと。何度か履くだけで底部分のダメージが気になってしまう。座敷で脱ぐときなど白ソックス姿を人目にさらすのに抵抗がある人は多いのではないだろうか。
そんな悩み多き白ソックス好きの救いになる製品が登場した。抗菌・防臭で名高いビブソックス(VIBSOX)の「ツートーンリブソックス」である。

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ソックスを裏返した状態。底面はタオルのような汗の吸収力とクッション力を持たせたパイル地。

白とグレーで色を切り替えしたバイカラー配色。シューズを履いたとき見える部分を白に、シューズとの擦れなどでダメージを受けやすい足元部分をグレーにして清潔な見た目を狙ったデザインだ。踵のグレー部分の切り返し箇所を地面近くまで下げ、シューズからグレーの色が覗かないようにするなど巧みな工夫がある。
シュータンが反り上がった一般のスニーカーならしっかりとグレーを隠せるだろう。一方でタンが短いローファーのような革靴はチラ見えしてしまうかもしれない。そのときはバイカラーのソックスデザインをポジティブにファッションとして愉しんでしまおう。

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ビブソックスの素材の機能解説図。

ビブソックスはビジネスパーソン御用達の薄い化繊でなく、コットンをベースにした厚手ソックスに高い抗菌性能を持たせた稀有なブランドである。リブは甘く仕上げられ締め付けがゆるく、スニーカーに合う設計だ。現代の大人の日常生活に馴染むように企画されている。
ツートーンリブソックスも長すぎず短すぎずの曖昧な長さで、履く人の自由な発想を妨げない。クシャッとルーズに弛ませても、きっちりさせて履いてもOK。いずれにせよ脱いだときに足元には品格と緊張感が漂う。ビブソックス初体験の人なら、まずは公式オンラインストア限定のこのソックスを手に入れてはいかがだろうか。数日間履き続けられるほど匂いを防ぐ、優れた機能のありがたみを実感できるはずだ。

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こちらはショートタイプのグレーカラー版。ツートーンリブソックスは、ロングとショートの2型、白とグレーの2色がラインナップされている。¥1,870。
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ビブソックスの誕生年は新型コロナが蔓延した2020年。製造はすべて日本のソックス産地である奈良県でつくられている。

VIBSOX

https://vibsox.com/

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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