居眠り運転で時速80kmでトンネルを疾走する様子に非難殺到「居眠りってレベルじゃない」

  • 文:大村朱里
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van Blerk-Shutteerstock ※写真はイメージです

サンフランシスコの地下鉄で、通勤客を震え上がらせる“悪夢のような瞬間”が起きた。運転手が、巨大なつけまつげを揺らしながら居眠りしていた瞬間が監視カメラに捉えられ、その後、車両が大きく揺れて乗客が壁に叩きつけられる事態へと発展した。

この出来事が発生したのは9月24日。サンフランシスコ市営交通局の運転手が、混雑した電車をトンネル内で運転していた最中だ。監視映像には、発車から約90秒後、運転手の女性が眠たそうにしている様子が記録されている。

一度は背筋を伸ばして周囲を確認するものの、またすぐに目が閉じている様子が伺える。トンネルを抜けた瞬間、急激な衝撃が発生。複数の乗客が激しく揺れ、運転手自身も前方に投げ出されるなど、見ているだけでヒヤッとする光景が広がった。

SFMTAのジュリー・カーシュバウム運輸局長は、地元メディアKRON4の取材に対し、極めて厳しい口調でコメントした。

「乗客の皆様にとって恐怖の体験であったことを認識しており、極めて深刻に受け止めています。安全は常に最優先です。必要な措置を講じ、ミュニの安全性と信頼性を維持します」

同局は現在、運転手の勤務状況、体調、規則違反の有無などを調査中としている。

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SNSでは「つけまのせい?」「寝落ちってレベルじゃない」などツッコミが殺到

一方でSNSでは、この“前代未聞の映像”に驚きと皮肉が入り混じったコメントが相次いでいる。

「つけまが重くて目が閉じた説ある?」「寝落ちというより“沈没”に近い」「こんなんで命預けるの怖すぎる」「サンフランシスコ、こういうニュース日替わりで来るのはなんなんだ!」

真面目な議論も起きており、「運転手の過労問題を調べるべき」「根本的な勤務管理の見直しが必要」といった声も上がっている。

幸い、重傷者は報告されていないものの、タイミングが少し違えば大事故につながっていた可能性は否定できない。サンフランシスコ市の公共交通の安全性が改めて問われる事件となった。

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@dailymail Shocking video shows a California light-rail train furiously jerking back and forth as its 'fatigued' operator appeared to nod off at the controls. The terrifying incident unfolded when a San Francisco Municipal Transportation Agency (SFMTA) driver allegedly fell asleep while piloting a crowded Muni train through the city's Sunset Tunnel. Surveillance footage showed the operator's head tipping back about a minute and a half into the ride as she visibly struggles to stay awake. #news #usa #train #sleep ♬ original sound - Daily Mail
【動画】「つけまのせい?」「寝落ちってレベルじゃない」と批判殺到! ガッツリ居眠りする運転手。