【ミシュラン2つ星×シェイク シャック】和食「傳」が手掛けた、分厚いうなぎ入りバーガー「傳シャック スマイルセット」にトライ!

  • 写真・文:一史
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これ、ウマい!
そして、楽しい!
さらに、傳の長谷川シェフ素敵!

とても面白い食体験に出会いました。
皆さんは行かれましたか??
11月15日(土)〜16日(日)までの2日間、「シェイク シャック 外苑いちょう並木店」でのみ500食限定で販売された「傳シャック スマイルセット」4品セット。
コースがイメージされた4品セットのみ(5,500円)での販売。
わたしは土日より前の日程で開催されたメディア試食会で、いち早く味わせていただきました。

ミシュラン東京ガイド2026で2つ星を獲得している日本料理店「傳」の長谷川シェフとのコラボメニュー。
和とアメリカン・バーガーとのコラボは過去にもありましたが、今回はどんなだろう?と期待(と疑い少々)で試食会に足を運んだら、ワクワクが止まらない展開に。
和食とも洋食ともつかない、どこの国の料理かわからないユニークな仕上がりでした!

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メインのバーガーは分厚いうなぎがどん!とビーフパティと一緒に重ねられてます。
ソースや奈良漬けの甘みと混ざり合い、魚と肉でなんとも不思議な味のバランス。
シェイク シャックはバンズ自体もバター風味で甘いですからね。
上等な味の奥深さはありつつ、ハンバーガーを食べたいジャンキーな気分にもぴったりの甘く濃いめの味付け。
その調和にシェフの探究心があったようです。

登壇した長谷川シェフによると、
「うなぎは世界中で食べられている食材です。でも日本のように甘いタレをつけて食べる文化はありません。バーガーにするとき日本流にするとタレの味になってしまいますから、今回は寝かせたうなぎを醤油で焼いたものを使いました」
とのこと。

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おいしく食べられましたが、実は試食会ではうなぎの皮がちょっと固くて、噛み切りにくかったのがやや惜しい点でした。
バーガー全体が柔らかいから、皮だけ違和感を感じてしまったんですね。
そのことを一人ひとりの席に笑顔で挨拶に回っていた長谷川シェフにこっそりとお伝えしたところ、
「本日は厨房スタッフが初めてつくり、集まった皆さんに一気にお出しするために調理からご提供まで時間が経ってしまったんですよ……。わたしがマイク持って登壇した時間も長かったですし(笑)。実際の販売のときは問題ないと思います!」

なるほど、うなぎは確かに調理からすぐ食べないと固くなりますよね。
わたしは目の前にトレイが置かれてからもダラダラと長い時間写真撮ってましたし、バーガーにとって酷な条件で食べてしまったようです。
ちなみにシェフから、
「全部が合わさっておいしくなるようにつくりましたから、潰して一緒に召し上がっていただきたいです」
とのアドバイスもあり、遠慮せずガブッと食べました。

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実はバーガー以上に最高の料理と思ったのがこのビーフ添えポテト。
なんと「肉じゃが」から着想したそうです!
甘く柔らかい牛頬肉だけでもめちゃおいしく、ブルーチーズ乗せのフライドポテトの味変も楽しめて大満足の、ゴージャス&ジャンキーな逸品。
かなりのボリュームで、これだけで普段の一食分に相当しましたね。
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仕上げはシェイク シャックのアイス「コンクリート」。
濃厚なチョコ(実は発酵パンのショコラ)をトッピングしてクローヴで香り付けしたほうじ茶パウダーを振りかけたバニラ味。

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料理2品、デザート1品のすべてが濃厚で「今日は罪悪感など忘れちゃえ!」の食体験でした。
ただ長谷川シェフは口をすっきりさせてくれるドリンクもしっかり添えてくれました。
シェイク シェックのオリジナルレモネードに、傅で出している日本茶「つゆひかり」を半々の割合で混ぜたまろやか風味。
単品で飲んだときは甘さのほうが勝っている印象でしたが、より甘いアイスを食べたあとに口に含んだら爽やかな苦みが!
やはりバランスが計算されたセットだったんですねー。
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グルメバーガーの日本での元祖といえるシェイク シャックが上陸した第一号店である「外苑いちょう並木店」。
このバーガー店が今後どんなユニークなコラボ体験を仕掛けてくるのか、いまから愉しみです!

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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