【手が届く麻布台ヒルズ】焼き鳥の「鳥おか」が価格ダウンのランチコースをはじめます

  • 写真・文:一史
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これまでランチ・ディナー共通のおまかせコース(17,600円)のみだった麻布台ヒルズの「鳥おか」。
2025年11月11日(火)より串数を減らしたランチショートコースにランチメニューを刷新。
公式発表のスペックは以下です。

■営業時間 1部 12:00〜13:00、2部 13:30〜14:30
※当日の混雑状況により、フリー入店を14:30頃まで承る場合がございます。
■座席 全9席(予約6席+フリー3席)
※未就学児のご入店はご遠慮いただいております。小学生以上のお子様はご入店可能です。
■提供メニュー 
・ランチショートコース 8,800円(税込) 
串7本、親子丼またはそぼろ丼、鶏スープ
※提供時間:約60分
※時間内は追加串のご注文も可能です。
・キッズコース 2,500円(税込) 
串3本(かしわ・つくね・せせり)、から揚げ、白ごはんまたはそぼろ丼、鶏スープ
※対象:6歳〜12歳(小学1年生〜6年生)

価格が大幅ダウンでトライしやすくなりましたね。
(それでも決して安くないですが)
新スタート直前の7日(金)にメディア向け試食会が行われました。
なかなか行けない方には申し訳なくも一足先に味わせていただきました。

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煙の香りに包まれたコンパクトな店内。
「鳥かど」元店主の大平さんがひとりで焼いていく串が、一本一本目の前に提供されます。

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銘柄鶏だけを厳選して使う高級焼き鳥。
味付けがさらりと薄めで、食材の旨味を引き立てる料理になっているのが印象的でした。
かしわ(もも)、砂肝、つくね、せせり、皮などすべての串が深く優しい味。
香ばしさと食感で串ごとに変化をつけていました。
むろん鶏の臭みなどまったくなし。
一般の(庶民的な)焼き鳥って、素材の生っぽさを濃い味付けで打ち消そうとするようなバランスだと思うんです。
それとは落ち着かせ方が異なる、高級食材でしかできない表現なのでしょう。

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楽しみにしていたシメの親子丼。
濃厚な卵黄と甘い味つけ、焼いた鶏乗せのミニ丼。
卵かけご飯+焼き鳥の絶妙なマッチングです。
これだけを提供する親子丼専門店があれば、きっと通っちゃうだろうなあ。

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店の場所がめちゃめちゃわかりにくいと思うのでちょっと解説を。
麻布台ヒルズって案内図見ても周囲を見回しても、自分がガーデンプラザAにいるのがBにいるのかもわかんないですよね(皆さんはわかってます??)
ここは“凄すぎる価格帯”でネット上やYouTubeを賑わしている「麻布台ヒルズマーケット」の中にあります。
つまりデパ地下の弁当・惣菜売り場のフロアのど真ん中に食事処があるとお考えいただければよろしいかと。
上写真のブロック空間の凹んだ内側の右が扉です。
隠し扉のギミック。

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麻布台ヒルズ。
平日の昼間でも麻布台ヒルズマーケット周辺には人がたくさんいましたよ。
よくネットで言われるようにエリアによっては閑散としているのかもしれませんが、今回訪れた場所は活気がありました。
その人たちが全員お客さん(お金を落とす人)とは限らないのが商業施設の運営の難しさのようですが、現代の東京を象徴するひとつである「ヒルズ」の動きには注目せざるを得ません。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。