【オーイシマサヨシの愛用時計】憧れの一本、“勇者の腕輪”を手にして

  • 写真:正重智生(BOIL)
  • 文:石川博也
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創造の現場でクリエイターたちとともに“時”を刻む腕時計。そこには、生き方の哲学と美意識が宿る。アニソンシンガーとして多くの人の心を動かしてきたオーイシマサヨシは、高校時代に憧れたロレックス「エクスプローラー」を長年の夢として手に入れた。いまも、その針の音が前へ進む力をくれる。

2025年は腕時計の“名作”が改めてフォーカスされた1年であった。そして、名作と呼ばれる腕時計には、一つひとつの物語がある。時代を超えて受け継がれる100本の腕時計、その“物語”を読み解いていこう。

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オーイシマサヨシ × ロレックス「エクスプローラー」

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オーイシマサヨシ●アニソンシンガー。1980年、愛媛県生まれ。2001年にSound Scheduleとしてメジャーデビュー。08年からは大石昌良名義で、14年からはアニソンシンガー、オーイシマサヨシとして活動中。

アニソンシンガーや音楽クリエイターとして活躍するオーイシマサヨシ。高校時代に観たドラマで木村拓哉が着用していた、ロレックス「エクスプローラー」に憧れ続けていた。年齢を重ねるなかで決意し、2021年に自身のレギュラー番組で訪れた時計店で購入した。

「その時に初めて実物を見たのですが、感動しましたね。対面した瞬間、発光して見えたんです。シンプルなのにオーラがあり、ついに自分の腕に着ける時が来たのかと。なろう系の漫画や小説で魔王を倒す時に登場する、勇者の腕輪を手に入れたような気分でした」

ケース径36㎜の小ぶりなサイズは、細身の腕にピタリと馴染む。

「グリーンの箱を受け取った瞬間、これまでの自分の歩みを実感しました。それからは、時計を見るたびに自然と背筋が伸びて気持ちが整う。頑張ってきた時間を思い出して『俺は大丈夫だ』と背中を押してくれます。手にしてから、曲づくりや創作への向き合い方も変わりました。自分にとって、お守りのような存在ですね」

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