コートを探すなら、いまから目をつけておくのが吉。優れた素材やデザインを取り入れた、デイリーに使える優れものを厳選して紹介する。今回は、秋冬の到来を感じさせるヘリンボーン柄を6つセレクト。生地、シルエット、カラーリングなどで変化をつければ、クラシカルな柄のコートも新鮮味を纏う。
やわらぐ日差しと澄んだ空気を感じたら、本格的な秋冬シーズンの到来だ。今特集では、着こなしの主役となるコートに光を当てたい。今季の新作の中から、いま選ぶべき“名品”コートを見つけよう。
2025秋冬ファッション特集『名品コートの選び方』
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特注生地が醸す、やわらかな存在感(ポロ ラルフ ローレン)

軽量リネン、シルク、ウールを織り込んだ特注生地でヘリンボーン柄を表現。その質感や、ベージュとブラウンの組み合わせがやわらかな印象を醸す。イタリア仕立てによるトレンチ調の逸品だ。
気品あふれる、ゆったり感(ポール・スミス)

落ち着きあるグレーの生地は、ウール、コットン、ポリエステルを絶妙に配合することでさらりとした風合いに。ゆったりとしたシルエットがエフォートレスかつノーブルな表情を際立たせる。
特殊加工による、立体ヘリンボーン(ヨーク)

英国羊毛ツイードを二重構造に仕立て、特殊なオパール加工で立体的な独自のヘリンボーン柄を表現。羊毛のクリンプ(縮れ)による自然な膨らみと、加工による陰影が融合し、これまでにない新たな解釈が生まれた。
定番のグレーは、ノーカラーで(クリサリス × ランド オブ トゥモロー)

王道のツイード生地とヘリンボーン柄の組み合わせだが、袖口からのぞく真紅がモダン。定番のグレーもノーカラーで新鮮に。英国で織られた天然繊維を使用。
異色の糸が成す、奥行きある柄(アクアスキュータム)

ブラウンベースのヘリンボーンは、色みの異なるウールスラブ糸やブークレー糸を組み合わせることで、奥行きある柄に。温もりある質感が、装いに存在感を与える。
ノンネイティブ/素材を切り替え、表情豊かに

温かみあるウールヘリンボーンを基調に、襟と袖口の裏をコーデュロイ仕様にしたデザインが特徴。立ち襟は風を凌ぎ、中綿入りで見た目以上の保温性を確保。実用性と洒落感を両立する。
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