【注目の新店】ニュウマン高輪にオープン、喫茶とバーを横断する新感覚ラウンジ「LOOPS」

  • 文:Pen編集部
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空間そのものが問い直す、時間の過ごし方

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コーヒー・バー&ラウンジの「LOOPS(ループス)」がニュウマン高輪にオープン。

「LOOPS(ループス)」が2025年9月12日、東京・高輪の新施設、NEWoMan TAKANAWA(ニュウマン高輪)にオープン。手掛けるのは、これまでにない新しいアプローチで次世代の食文化創造に挑戦を続けるイートクリエーター。空間設計は建築設計事務所DAIKEI MILLS、ドリンクのメニュー開発はトップバーテンダーの野村空人、フードのメニュー開発はシェフの西恭平。それぞれの専門領域を横断しながら、LOOPSは新たな時間の過ごし方を提案する。

LOOPSは、「喫茶」と「バー」を再編集したコーヒー・バー&ラウンジ。「TAKANAWA GATEWAY CITY THE LINKPILLAR 1 NORTH」のトップフロアにある筒状の吹抜空間を利用し、中村圭佑率いるDAIKEI MILLSによって、自然光が注ぐ屋外のような空間が設計された。

昼はカフェ、夜はバーとして機能。飲食店と公共空間が共存する、これまでにないパブリックスペースの在り方を再定義する。どこか懐かしさを感じさせる雰囲気ながら、モダンで洗練された印象を与える。

野村空人と西恭平が仕掛ける多彩なメニュー

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トップバーテンダー野村空人が開発したドリンク。

ドリンクメニューを開発したのは、トップバーテンダーの野村空人。ラムネやアイリッシュコーヒーなどのノスタルジックな要素を盛り込むなど、クラシックなカクテルに新たな解釈を加える。世界中のワインやクラフトビールなども豊富な品揃えも魅力だ。

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フードはレストラン「Neki」や「songbook」で知られる西恭平が手掛けた。

フードは、シェフ西恭平が開発。「日本の喫茶」をテーマに、ナポリタンやプリンなどの定番メニューをアレンジした。さらに、ブリオッシュドーナツサンドやノルウェーワッフル、キャロットケーキなど、各国の喫茶文化の要素も織り込まれている。

日常に寄り添うコーヒー体験

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「FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO」のユニークな豆を使用したコーヒー。

ノルウェー発のロースター「FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO」のコーヒー豆を使用。野村自身も「FUGLEN TOKYO」でバーマネージャーとして活躍した過去を持っており、オスロでの体験をベースに“生活に根ざす一杯”を提案する。

都市の中にサロンをつくる

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都市での過ごし方に新しい提案をする。

LOOPSは、単なる喫茶でもバーでもない過ごし方を提供する。ひとりでくつろぐもよし、誰かと語らうもよし。シーンや時間帯によって空間の意味が変化し、都市の文化と交差するサロンのような場所だ。

その名には「円」や「循環」という意味が込められている。状況によって、訪れるたびに新しい表情を見せてくれるはずだ。高輪という新しい都市で、日常と非日常の「あわい」に身を置く体験が待っている。

LOOPS

東京都港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪 LUFTBAUM 28階
https://lit.link/loops_tgw