LONDON ロンドン/イギリス

今年5月に誕生したヴィクトリア&アルバート博物館の分館「V&A イースト・ストアハウス」に、9月13日、デヴィッド・ボウイ・センターがオープンする。衣装や楽器、直筆の歌詞やスケッチなど、V&Aに寄贈された9万点超の資料の中から約200点が常設公開され、定期的に展示が入れ替えられる予定。希望者には、通常非公開の資料を最大5点まで予約閲覧できるサービスもあるという。
音楽にとどまらず、芸術として自己を表現し続け、時代の先を照らしたデヴィッド・ボウイ。同館はその意思を受け継ぐべく、創作のプロセスや思想を後世へ伝える場として構想された。常設展示のほか、ゲストキュレーターによる企画展示コーナーも必見だ。
www.vam.ac.uk/exhibitions/david-bowie-centre

※この記事はPen 2025年10月号より再編集した記事です。