銀座・和光での「特別な時間」。来店予約で叶える、記憶に残る腕時計購入体験

  • 写真:齋藤誠一
  • 文:倉持佑次
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和光 / SEIKO HOUSE。1932年竣工の現時計塔は銀座のランドマークとして愛され続けている。

銀座四丁目交差点にそびえる時計塔。1881年に創業した服部時計店が、1932年に自社の社屋としてこの地に建てた2代目時計塔は、長く街の時を見守ってきた。いま、その歴史ある舞台に、新しい体験の扉が開かれている。2025年5月に導入された「銀座本店 ウオッチスクエア ご来店予約フォーム」は、単なる買い物を超えた特別な時間を約束するものだ。実際に家族三世代で訪れ、それぞれの記念となる特別な腕時計を購入する顧客もいるという。そこには、和光だからこそ味わえる「時を刻む体験」があるのではないだろうか。旅行客にとっても、銀座での記念日を演出したい人にとっても、人生の節目を彩る一本との出合いは、まさにこの場所から始まっていく。

銀座本店 ウオッチスクエア ご来店予約フォームの詳細はこちら

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建築に刻まれた銀座の美意識に触れる

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建物の一角にある美しいエントランス。歴史を感じさせる石造りのアーチが印象的。

では、この和光という場所の特別さとは何なのだろうか。現時計塔が完成したのは1932年のこと。近代化産業遺産にも認定されたこの建物は、日本の時計文化を象徴する存在として君臨している。1947年に株式会社和光が設立され、服部時計店の小売部門を継承したのを機に、時計の価値と美意識を伝える“場”として銀座に根付いてきた。1954年からは「時の記念日」にちなんでウエストミンスター式チャイムの報時が開始され、建物竣工時から数えると、実に90年以上もの間、銀座の街に時を告げ続けている。日本の美意識、クラフトマンシップ、サステイナビリティを大切にする理念のもと、豊かさの本質を伝える体験を提供し続けてきたのである。

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館内のエレベーターホール。1Fと2Fを繋ぐ美しいアーチ窓が印象的な空間。

館内には、1Fと2Fをつなぐ階段やエレベーターホール、窓の装飾など、当時の職人技を今に伝える意匠が大切に残されている。訪れる人は、単なる買い物以上の"時間旅行"を体験できるに違いない。歴史を感じさせる重厚な扉をくぐり、大理石の階段を上がる瞬間から、日常とは一線を画した特別な時間の流れが始まる。館内の随所に息づく美意識は、時計という精密機械への深い敬意と、それを身に着ける人への温かな想いを静かに物語るものだ。2020年のリニューアルを経てもなお、歴史的価値を保ちながら現代的な機能性を兼ね備えた空間として、新旧が見事に調和した独特の雰囲気を醸し出している。

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世界の銘品を眺める至福のひととき

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1階ウオッチスクエア。円形のショーケースにグランドセイコーをはじめ世界の銘品が並ぶ。

こうした歴史と美意識に満ちた空間で、いよいよ腕時計との出合いが始まる。1F・2Fのウオッチ売場では、グランドセイコー、クレドール、セイコー、和光オリジナルのWAKOウオッチ、そして、IWC、パネライ、フランク ミュラー、ブレゲ、ボヴェ、ボーム&メルシエと国内外の人気ウオッチブランドを幅広く取り揃えている。多様な顧客一人ひとりに対して、各ブランドの魅力を知り尽くしたウオッチスタッフが、要望に耳を傾けながら最適な一本を提案してくれる。価格帯も幅広く、あらゆるニーズに応えられるのも心強い。銀座の中心地で、これほど充実したラインアップを一度に比較検討できるとは、まさに和光ならではの贅沢と言えるだろう。

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特別な接客スペースでの様子。落ち着いた空間で、ウオッチスタッフが一本一本を丁寧に紹介。

そして、さらに特別な体験が待っているのが、上質な接客スペースである。スタッフがじっくりとヒアリングから提案までを行い、運命の一本との出合いを丁寧に演出してくれる。落ち着いた空間で、ドリンクを片手に腕時計と向き合う時間は格別だ。まるで高級会員制クラブにいるような上質な雰囲気に包まれる。来店予約を利用した顧客の多くがこうした特別なスペースを利用し、じっくりと時間をかけて納得のいく選択をするのだという。人生の大切な瞬間を共にする腕時計だからこそ、購入体験そのものも特別でなければならない——そんな想いが随所に込められた、和光だけの贅沢な時間がここには流れている。

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特別な条件が叶える非日常

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屋上から間近に見上げる時計塔の迫力。銀座の街を見守る威厳ある姿が記念撮影の背景となる。

こうした一連の体験の最後に待っているのが、屋上セイコースカイガーデンでの記念撮影である。日時の条件が整えば、来店予約を利用したウオッチ購入者はこの特別な空間へと案内され、銀座の街並みを一望しながら時計塔の真下で記念の一枚を撮ることができる。その瞬間は、日常とは一線を画す非日常の輝きに満ちているに違いない。家族三世代での来店や、大切な人への贈り物、自分への特別なご褒美として——思い出深い旅行や人生の節目を彩る体験として、この屋上での撮影を心待ちにする人も決して少なくない。時計塔を背景にした写真は、単なる記録を超えて、和光での特別な購入体験を永続的に刻み込む象徴的な意味を持つのである。

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前身である服部時計店から130年以上の歴史を誇るこの地は、日本時計文化の聖地でもある。

これらすべての体験を支えているのが、来店予約システムの存在だ。事前の予約により待ち時間なくVIP接客を受けられ、特別な日の演出が確実に約束されるのは大きな魅力だろう。銀座旅行と組み合わせたパッケージプランを練ってもよいかもしれない。腕時計という人生のパートナーとの出合いを、長い歴史を誇る銀座のランドマークで体験する——その価値は、単なる商品購入を遥かに超えた、一生涯の宝物となることは間違いない。

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和光

TEL:03-3562-2111
https://www.wako.co.jp/

※掲載内容は2025年9月時点の情報です