都心からわずか70分! 「Motona Beach Club」で青く澄んだ海を独り占め

  • 文:Pen編集部
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「Motona Beach Club」の様子。“洗練された大人のためのビーチクラブ”にふさわしい、スタイリッシュで開放的な空間。

千葉県の内房エリアの元名海岸に、洗練された大人のためのビーチクラブ「Motona Beach Club」が9月末までの夏季限定でオープン。元名海岸は、国定公園に指定された、自然豊かな地域。さらに内湾のため、波も穏やかだ。日中は、関東の海とは思えないほど美しく澄んだ青い海、夕暮れ時には、水平線に沈むサンセットをのぞめる。

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「Motona Beach Club」からは、内房の海岸を一望できる。透明度の高い美しいビーチは、思わず都心近くであることを忘れてしまうほどの非日常感を感じさせる。

美しいロケーションはさることながら、驚くべきはその好立地。東京駅から高速バスでおよそ1時間で行くことができる。また、近年都心からの気軽に行けるアウトドア旅に人気の木更津・君津エリアに挟まれた町ということもあり、周辺の観光スポットを回るのにも便利。週末の弾丸旅にもお薦めだ。

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フードは、「ガーリックシュリンプ塩焼きそば」「タコライス」といった夏の海の定番メニューをアレンジしたものから、「フレンチフライ」「カラマリフリット」など、カジュアルなフィンガーフードまで。大人なビーチシーンに相応しいメニューが充実している。

 

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おすすめは、フルーツを使ったフレッシュなカクテル&モクテル。そのほか、シャンパンやオリジナルビールなど、アルコールメニューが豊富に揃う。

ビーチクラブを手掛けるのは、昨年同エリアに“プールクラブ”をテーマにしたホテル「BOTANICAL POOL CLUB」をオープンさせ、町に新たな息吹を吹かせたVALM。今回、地元で続く旅館「さざね」「ゆうみ」をはじめとする宿泊施設を営む、紀伊乃国屋とタッグを組み、本プロジェクトを完成させた。

もともと元名海岸は、1970年〜80年代にリゾート地として栄えていた地域。観覧車や水族館、ディスコといった娯楽施設も立ち並んでいたが、時代の流れとともに観光産業も徐々に縮小。かつて海の家などが立ち並んだ華やかな景色をもう一度取り戻したいという想いでビーチフロントでくつろぎながら、食事、音楽、アクティビティなどを楽しめる“ビーチクラブ“を生み出した。

天然木のウッドデッキには、テーブル席のほか、海を間近に感じられる「Beach Font Bed」、仲間とくつろぐひとときに最適な「Lounge Sofa」、仕切られたプライベート空間が確保される「Beach Cabana」、プライベートジャグジーつきの「Jacuzzi Suite」の4タイプのシートがある。どれも人気が高く、事前予約がお薦めだ。

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千葉県とオーストラリアを中心に活躍している、空間建築アートディレクター・飯田善郎ベンジャミンが手がけたDJブース。週末はゲストDJによるライブミュージックも。

また、ビーチクラブ中央にある全⻑5.5mの 巨大な大木を使ったDJブースは、千葉県・鴨川を拠点に世界的に活躍している、空間建築アートディレクター・飯田善郎ベンジャミンによるもの。房総半島に流れ着いたものを使った。その他のインテリアのアクセントにも、内房の沿岸に流れ着いた流木を使うなど、施設内のいたるところに自然の要素を取り入れた。

まだまだ酷暑が続きそうな今夏。都会の喧騒を忘れさせてくれる開放的な広い海で、ゆったりくつろいでみてはいかがだろうか。

Motona Beach Club

千葉県安房郡鋸南町元名145-1
営業期間:営業中~2025年9月末まで
営業時間:11時~19時頃(サンセットまで)
https://motona-beachclub.botanicalpoolclub.com