「無毛のはずがモフモフに…」ジャンプスーツ姿のような猫が“かわいすぎる”と話題に

  • 文:Rikako Takahashi
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Shutterstock ※画像はイメージです

毛のない品種として知られるネコ「スフィンクス」。実は完全な無毛ではなく、ごく短い羽毛に覆われているのだが、この毛が長く伸びた珍しい姿の個体がSNSで注目を集めている。

唯一無二の容姿にメロメロ

米オレゴン州ポートランド在住のリンジー・クズミンさんが飼っているスフィンクスのリーラには、体の腹側や脚にかけて、白くてふわふわの毛が生えている。素肌が剥き出しに見える一般的なスフィンクスとは、まったく違う種類のようだ。

リーラともう1匹のネコ、マーシャルとの日常を投稿しているリンジーさんのTikTokとInstagramには、合わせて100万人以上のフォロワーがいる。YouTubeの登録者数は155万人にのぼる。

無毛ネコもそれぞれ

実はリーラ、厳密には「ドンスコイ」と呼ばれるスフィンクスと近い品種。スフィンクスとほぼ同じで、ほぼ無毛でシワの寄った肌が見えるが、スフィンクスは潜在、潜性遺伝(劣性遺伝)によって無毛になる一方、ドンスコイは顕性遺伝(優性遺伝)によって無毛になる。

リーラのきょうだい間でも、毛の生え方は異なっている。つるつるのネコもいれば、若干毛が生えているネコもいると、リンジーさんは動画で説明する(ちなみに両親はほぼ無毛)。ただ、リーラは一段と毛が長く、体の「下半分」にフサフサ生えている姿がかなり独特だ。

ファッションも大人気

「すごくゴージャス!」「かわいすぎる」「リーラはファッショニスタだね。毛皮のブーツを履いているみたい」「もしネコがズボンを履いたら……の答え」など、唯一無二なリーラの容姿に関して様々なコメントが寄せられている。なかでも「ジャンプスーツを着ている」ように見える人が多いようだ。

スフィンクスやドンスコイは寒さに弱いため、飼い主は服を着せることがある。リーラたちの場合、カラフルなセータや柄シャツ、ダウンなど、バリエーション豊かなファッションが愛くるしい。耳まで覆われた着ぐるみ姿は特に人気だ。時にはピエロ、時にはリトル・グリーン・メン(『トイ・ストーリー』シリーズ)になって、ネット民の心を鷲掴みにしている。

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毛におおわれたスフィンクスのリーラ。@lindseykuzmin – Instagramより

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@lindseykuzmin – Instagramより