
オニツカタイガーが、ブランド初のフレグランスコレクション「オニツカタイガー オーデパルファム」を発表。本アイテムは、7月にオープンしたばかりのパリのグローバルフラッグシップストアの開店記念として発売される。今年秋以降からグローバルで順次展開予定だという。
手掛けるのは、調香師でありながら才能ある料理人として幅広く活躍中のクリエイターである、マーク・バクストン。これまで大手フレグランスメゾンとコラボレーションし、数々の名作を生み出してきた。
ボトルデザインは4種に共通して、ブランドのシグネチャーカラーである、“タイガーイエロー”を採用し、光と影をとらえたデザインとレタリングのブランドロゴでブランドのアイデンティティーを体現。フレグランスに関しても、首都として名高い南フランス、プロヴァンス地方のグラースで原料選定、抽出、調合、ボトル詰めまで一貫して行われる。
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パリと日本の文化と伝統が融合した旗艦店


シャンゼリゼ通りにオープンしたフラッグシップストアは、1856年に建設された歴史ある会員制クラブ「ザ・トラベラーズ・パリ」をリノベーション。内装設計はミラノを拠点とする建築事務所のスタジオディニカタルディが監修。日本とパリの伝統を融合させた。
店内には、ミラノ・ファッション・ウィークで発表しているランウェイコレクション、日本製デニム生地を採用したライン「デニヴィータ」、日本製にこだわりぬいた「ニッポンメイド」、そして近年ますます世界中で人気となっているシューズなど、ウエアから雑貨まで多様なアイテムが揃う。さらに1階に併設されたカフェでは、和のエッセンスを加えたドリンクやスナックなどの軽食も提供。テイクアウトも可能だ。日本とフランスの歴史と文化が融合した、新たなオニツカタイガーの挑戦にますます目が離せない。