ニューヨークのラグジュアリーホテルが大阪に上陸!「ウォルドーフ・アストリア大阪」の真価

  • 文:今井未央
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世界最高峰のラグジュアリーホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が、ついに日本上陸。その舞台となったのは、JR大阪駅直結の再開発エリア“うめきた”の「グラングリーン大阪」。都心にありながら静けさを湛えた空間に、「ウォルドーフ・アストリア大阪」が開業を迎えた。
 
1893年、ニューヨークに誕生して以来、世界36ヵ所で展開してきた「ウォルドーフ・アストリア」は、ホテル文化の礎を築いた存在でもある。たとえば、現在では当たり前となった客室内バスルームや24時間対応のルームサービスといった“おもてなし”のスタンダードも、このホテルから始まったとされる。

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ロビー

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「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、JR大阪駅うめきた地下口より、うめきた公園を通って徒歩4分の立地にあり、京都、神戸、奈良などの近接都市にもアクセスしやすく、観光にもビジネスにも理想的なロケーションだ。

この新たなフラッグシップには、1・2階と28〜38階にまたがる全248室の客室のほか、ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」、モダンフレンチブラッスリー「ジョリー ブラッスリー」、シグネチャーレストラン「月見」、デスティネーションバー「ケーンズ&テイルズ」を含む4つの料飲施設を完備。さらに「ウォルドーフ・アストリア・スパ」、24 時間利用可能なフィットネスセンター、屋内プール、サウナ、ライブラリーなどを兼ね備え、都会にいながらも心安らぐサンクチュアリーのような、至高のホスピタリティに浸ることができる。

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ウォルドーフ・アストリア・スパ

 

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大阪湾を望む屋内プール

 

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24 時間利用可能なフィットネスセンター

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香港を拠点に世界で活躍するアンドレ・フーが手がけるインテリア

香港を拠点に活躍するデザイナーのアンドレ・フーによるインテリアは、ニューヨークの「ウォルドーフ・アストリア」が培ってきたアールデコスタイルと伝統的な日本建築を融合させ、大阪における独自の物語を活気あるデザインで表現。31 階から 38 階に位置する客室では、46 平米のデラックスルームから 193 平米のプレジデンシャルスイートまで、さまざまなルームタイプを兼ね備え、寛ぎのひとときを提供する。客室のヘッドボードには、和紙を背景にした日本の伝統技法「組子細工」を施し、和の要素と「アールデコ」を組み合わせたデザインや細部までこだわったインテリアが洗練された空間を演出。天井まで続く窓からは、淀川、大阪湾と活気あふれる大阪の街並みを望むパノラマビューも楽しめる。 

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プレジデンシャルスイート

 

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キング デラックスルーム

 

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ヘッドボードには和紙を背景にした、日本の伝統技法「組子細工」を施す。

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エレガントなホスピタリティと革新的な料理を体現する4つの料飲施設

中でも注目は、開業直後から話題の絶えない「ウォルドーフ・アストリア」を象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」。世界の社交界に名を馳せてきたこの空間は、全128席というスケールを誇り、高層階ならではのパノラマビューとともに、訪れる人を非日常へと誘っていく。日中は、熟練のパティシエによる贅沢なペストリーや上質なランチを、午後には厳選された繊細なスイーツとセイボリーで彩られた特別なアフタヌーンティーを楽しめる。 

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ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」

 

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アフタヌーンティー

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そのひとつ上の階に位置するモダンフレンチブラッスリー「ジョリー ブラッスリー」では、“日本とフランスを行き来するフランス人女性の旅”にインスパイアされた空間で、ビストロの定番から、時代を超えて愛されるクラシックかつ本格的なフランス料理を提供。それぞれのメニューには日本の繊細な感性が随所に表現され、京都・七谷鴨のコンフィや熊本産あか牛のステーキ・フリットなど、地元食材を使用した多彩な料理がフランスと日本の食文化を調和させ、厳選するワインとのペアリングが、その魅力をさらに引き立てる。 

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モダンフレンチブラッスリー「ジョリー ブラッスリー」

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シグネチャーレストラン「月見」では、日本の伝統行事「月見」に由来する自然素材を活かした静謐な空間で、ミニマルでありながら奥深い味わいの鉄板焼きと寿司を提供。大きな窓に面したカウンター席では、寿司職人の繊細かつ力強い熟練の技を間近に楽しんだり、鉄板焼カウンターでは、35 か月以上長期飼育した但馬牛を使用した「おまかせ」コースを楽しめる。 

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「月見」の鉄板焼カウンター

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ジャズの黄金時代を彷彿とさせるデスティネーションバー「ケーンズ&テイルズ」では、1920 年代の“ジャズ・エイジ”の華やかな雰囲気を現代に再現した空間で、「世界のベストレストラン 50」のメンバーを含む才能あふれる若手ミクソロジストたちが、歴史あるカクテルに現代的な解釈を加えたカクテルがサーブする。

アメリカ文学の名作、F・スコット・フィッツジェラルドの「ジャズ・エイジの物語」からインスピレーションを得て、全 11 編の短編小説をそれぞれ表現したという独創的なカクテルは、世界のカクテル愛好家の心くすぐるラインナップだ。

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ジャズの黄金時代を彷彿とさせるバー「ケーンズ&テイルズ」

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ゲスト一人ひとりに合わせたブランド伝統のきめ細かいホスピタリティと、130 年以上にわたり美食の頂点を築いてきた「ウォルドーフ・アストリア」ならではの美食体験で、極上の大阪ステイを味わってみては。

『ウォルドーフ・アストリア大阪』

大阪府大阪市北区大深町5−54グラングリーン大阪
06-7655-7111

https://www.hilton.com/ja/hotels/osawawa-waldorf-astoria-osaka/