
今年3月、南米コロンビア上空を飛ぶ球形のUFOが目撃された。驚くべきことに、このUFOは町外れに墜落、回収されて科学者による分析を受けているのだという。英デイリーメール他、複数メディアが報じている。
町の上空を浮遊するUFO
UFOが目撃されたのは、コロンビア首都ボゴタの西南西約250kmにあるブガという町の上空だ。今年3月2日の早朝、目撃者の男性は正体不明の物体が空を飛んでいるのを見つけ、撮影を始めた。
それは銀色の球状をした浮遊物体で、目撃者の頭上をなめらかなな動きで通り過ぎていった。球体はまるで町を見下ろすかのようにその上空を飛んでいたが、やがて急旋回してカメラの方へと再び飛んできた。そして球体は突如高度を下げ、町外れの丘に墜落した。動画の最後には藪の中に落ちた銀色に輝く球体が映っている。
この動画は4月初旬、UFO研究者のYouTubeアカウントに掲載されて大きな話題を呼んだ。動画は3万回近く再生され、「この動画は本物に見える」「物体は明らかにコントロールされている」「この後どうなったのか見せて」といった興奮のコメントが投稿されている一方、「なぜ一番面白いところをカットしているのか」「編集されているのが怪しい」など、フェイクビデオである可能性を指摘する声も大きかった。
UFOが回収されていた!?
動画の公開から一月、このUFOが回収され、科学者らによる分析を受けていると英デイリーメールが報じた。
公開された動画や画像を見ると、球体の表面には不思議な幾何学模様と文字らしきものが刻まれており、人工物であるのは明白だ。また、鋼鉄かチタン製とみられる表面には溶接の跡や接合部は見当たらず、その内部は高密度の元素で構成されていたという。X線検査によると、球体は3層の金属でできていて、中に18個の小さな球体が埋まっていることがわかったそうだ。
さらに、チームは表面の模様をエイリアンから人類へのメッセージと仮定して、古代文字などと比較、AIで分析している。その結果については、「母なる地球を救うため、人類の集団的な意識の変化を促すメッセージです」と述べている。
報道によると、UFOを回収したのは地元に住むベレス・エル・ポトロさんとその恋人だ。見つけたとき、球体は冷蔵庫の中に入っていたかのように冷たかったという。しかし、内部は熱く、水をかけるとたちまち沸騰して蒸発してしまったという。重さはおよそ2キロほどで、拾った直後から数日間、ベレスさんは少し体調を崩したそうだ。
ベレスさんのところには、政府から球体を引き渡すようにという連絡があったというが、彼はジャーナリストでUFO研究者のハイメ・マウサン氏に託すことを選んだ。マウサン氏は2023年、メキシコの議会で「エイリアン実在の証拠」だという白いミイラを公開した人物としても知られる。今回の球体が本当にエイリアンの差し向けた物体ならば世紀の大発見であるが、まずは科学的な分析の結果を待ちたいところだ。
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コロンビア上空を飛ぶUFOの動画
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回収された球体の動画
@beyond_the_radar Radiologist Jose Luis Velazquez just shared his first look at the mysterious sphere found in Buga, Colombia—and even he was shocked by the results. He thanked @jaimemaussan1 for letting him examine it… but what is this thing? #UFO #UAP #BugaSphere #ColombiaUFO #MysteryObject #Aliens #RadiologistReacts #JaimeMaussan #TikTokUFO #Unexplained #ParanormalTikTok ♬ original sound - Beyond the Radar