ミラノ冬季五輪に向けて建築ラッシュ! 歴史を体現するデザインホテルに注目

  • 文:坂本きよえ
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MILANO ミラノ/イタリア

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ホテルは8階建てで、客室は全116室。15室あるスイートルームは、どの部屋もスタイリッシュで落ち着いた雰囲気だ。  photo: Marriott International

来年2月に開幕する冬季オリンピックに向け、ミラノではホテルが続々とオープンしている。ヨーロッパの富裕層たちの間で、週末のホテルステイがブームとなっていることもあり、新オープンの多くは高級ホテル。どこも豪華絢爛な施設を携えている。

なかでも注目すべきは、スカラ座にほど近いボッシ広場に位置する「カーサ・ブレラ」。イタリア建築の権威であるピエトロ・リンゲリによって1950年代に設計された建物をリノベーションした。さらにインテリアは、著名デザイナーで建築家のパトリシア・ウルキオラのスタジオが手掛けている。ミラノの歴史を体現するこのホテル。デザイン好きなら一度は足を運びたい。

www.marriott.com/en-us/hotels/milcb-casa-brera

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ホテルの目玉のひとつである屋上プールは、絶好のロケーション。ミラノの大聖堂を眼下に街を一望できる。 photo: Marriott International

※この記事はPen 2025年6月号より再編集した記事です。