トプソ

1930~80年代にかけてデザインされた名作プロダクトの中でも、日本流通の少ない現行品を中心にコレクションする「 トプソ」。そんな名作に触れられる場が、清澄白河エリアに登場。ステップフロアによって区切られた2つの空間では、フィリップ・スタルク、倉俣史朗、ピエール・ポランら、20世紀のデザインを牽引した名匠たちの作品が並ぶ。グラスイタリア社の精緻なガラス製家具を筆頭とする全18ブランドに加え、独自にプロデュースした日本工芸の作品群が、空間に奥行きを与えている。また、ものづくりの背景や意匠に焦点を当てた企画展の開催など、デザイン愛好者にとってはたまらないスポットだ。


※この記事はPen 2025年6月号より再編集した記事です。