DEFENDERで巡る、東北・信越の広大な自然とロマンを求める旅

  • 文:Pen編集部
  • 写真:松島豊
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この夏始動した「DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR」。北海道から沖縄までDEFENDERで巡るこのツアーはDEFENDERの高性能かつパワフルな走りとドライブの安定性を体感できるドライブツアー。フェーズ2、フェーズ3の様子をお届けしよう。

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DAY1は、山形駅から始まる。駅から10分ほどクルマを走らせ、向かったのは山形県郷土館(愛称・文翔館)。山形県として成立した1876年の翌年に建設された県庁舎をその後の焼失、再建を経て1995年に郷土館として公開したもの。都会化が進む山形駅周辺の空間に佇むクラシックなデザインは山形の歴史的シンボルともいえる。都会に佇むクラシックな建造物たちと並び、調和をなすDEFENDERのデザインもまた、クラシックとモダンを兼ね備えている。

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DEFENDERの佇まいは、歴史的な建築とさりげなく調和する。目的地を限定せず、どんな天候や路面状況にも対応するタフさは、DEFENDERの象徴として特筆すべき属性だ。

堅牢さを湛えながら、洗練され都会的な雰囲気も漂わせる佇まい。ブランドを代表するスタイルは、その精悍な表情にも見られ、歴代のデザインを受け継ぎながら先進さも取り入れている。

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DAY1は蔵王大権現の大鳥居へ。両足を地面に延ばし構えるこの鳥居は奥羽山脈・蔵王連峰の頂上にある蔵王刈田嶺神社に参拝するための神聖な入り口だ。高性能なエンジンを搭載したDEFENDERは力強い走りを演出するが、大鳥居を通る姿はどこかスマートで、スタイリッシュさをも備える。

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最後に訪れた仙台大観音はまさに圧巻だ。その存在感は、信仰の象徴としての役割を超え、この地域のランドマークとして人々に深い感動を与え続けている。像は威厳に満ち、しかし空に向かって伸びたフォルムがどこか丸みを帯びている姿は、力強さを放ちつつも安心感を与えるデザインであるDEFENDERと通ずるものがある。

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DAY2は松島海岸一帯に向かう。最初に向かった西行戻しの松公園は、仙台市街と太平洋を一望でき、ツーリングには最高の場所だ。青い海と空、木々の緑が織りなす空間はドライブに爽快感を添える。季節ごとに変わる自然の彩りは美しく、春には公園全体が桜のピンクに包まれ、夏には青々しいとした緑の世界に息を呑む。

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ランチで一休みしたら、福島北部の磐梯吾妻スカイラインを通り山頂近くの浄土平へ。全長29kmにわたって続くワインディングロードから望む、壮大な自然美は圧巻。山頂に近づくにつれ自然が見せる顔も変化してくる。火山礫に覆われた荒々しい山肌を見せ始めたのは浄土平だ。浄土平は標高約1600mに位置し、高山植物の広大さとむき出しの山肌が描く勇壮な景色を走り抜けるDEFENDERもまた勇ましい。

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浄土平を抜けて、たどり着いたのは裏磐梯にあるHOTELLI aalto。フィンランド語で"波"を意味するaaltoと名付けられたこのホテルは、現代と自然の贅沢が調和を織りなす、洗練されたリゾートだ。

ここでは、すべてが心地よいバランスを保ちながら、宿泊者に深いリラクゼーションと上質なリトリートが体験できる。HOTELLI aaltoは、フィンランドと裏磐梯の自然に対する考え方を結び付けたいという思いを、aaltoという名前に込めた。自然との共生に対する思いは細部にまでこだわり抜かれ、木の温もりとガラスの透明感が織り成す建築として、周囲の自然と見事に調和しているのだ。この調和は、裏磐梯と北欧が同じく自然とともに暮らす場所であるという考えから生まれている。ディナーでは地産地消をコンセプトに地元の新鮮な食材をふんだんに使用。地域の旬の素材を深く理解し、シェフが創り出す料理は味覚だけでなく香りでも楽しむことができる。

大きな窓からは、四季折々の美しい景色が広がり、部屋にいながらにして外の景色を楽しむことができる。シンプルでありながらも贅沢で温かさを感じられる空間が、ゲストを包み込み一日の疲れを癒やす。

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HOTELLI aaltoの朝食を堪能し、DAY3が始まった。今日は、猪苗代湖を抜け、南方から郡山へ向かう。大きな風車が立ち並ぶのは標高約1,000mの布引高原。一面緑の広大な大地と風車がゆっくりと風を送る静寂な空間は、まるで絵画のようだ。澄んだ空と青々とした草原が広がり、真夏にもかかわらず心地よい風が吹き抜ける。都会では味わえない自然の快適さを感じるここはまさにリトリートにうってつけだ。

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布引高原から西に1時間ほど走らせれば、南会津に到着する。南会津の歴史と文化が息づく宿場町・大内宿でひと休み。ここは伝統的な茅葺き屋根の民家が立ち並び、町を歩けば、歴史の香りが漂う石畳の道や、職人の手による伝統工芸品が迎えてくれる。昔懐かしい品が表に並ぶ老舗「よろづや」では「ねぎそば」が食べられる。大内宿のある南会津地域は良質なそばの産地として知られ、ネギを箸代わりにして食べるねぎそばは名物だ。江戸時代の風情をいまもなお色濃く残すこの町の散策は、まるで時間が止まったかのように感じる。

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福島県を離れ次なる目的地、新潟県のカーブドッチワイナリーWINERYSTAY TRAVIGNEへクルマを走らせる。新潟市に位置するこのワイナリーでは、フランスのカベルネやメルローといった王道の品種だけでなく、この地域の風土でベストな味わいが出せる品種、スペイン大西洋岸品種アルバリーニョが育てられている。

ここでは、ブドウの栽培からワインのつくる工程を見学できるツアーが実施されており、実際にワイナリーでつくられたワインを食事とペアリングするといった新たな発見と魅力に浸るひと時を体験できる。今回は、クルマで訪問したツアーのため、残念ながらテイスティングはできなかったが、ワインづくりを見学し、新たな学びを得ることができた。次回は、ぜひここのワインと食事のペアリングを楽しみたい。

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夕暮れ時に到着したのは、精緻で機能的な金属品をつくり出す職人の町、燕三条。細部にまで心が込められた製品たちは、まさに芸術品と言える。鍛冶職人たちが一つひとつ丹精込めてつくり上げた刃物は1回1回の切れ味だけでなく、長く使い続けることができ、使うたびにその真価を実感させてくれる。燕三条ではレトロで西欧風の建物を目にする。そうした歴史を感じさせる建造物と並んでも見事に調和するDEFENDERは、デザインを追究したクルマであることを改めて実感する。

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DAY4は快晴の中、出発した。新潟県まで進んでいく。まずは新潟県中越の山古志にたどり着いた。長岡市の山古志地域は、日本の原風景と称される自然に囲まれた集落。幾重にも重なり、どこか芸術的なこの棚田は、時間をかけ、すこしずつ大切に増やしてきた先人たちの苦労の結晶だ。自然と人がともに歩んだ美しい景観の間をゆっくりと走り抜ければ、「気持ちがよい」という言葉が思わずこぼれ出てしまう。

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次に立ち寄ったのは三国街道の塩沢宿 牧之通り。江戸と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄えた場所で、雪国特有の雁木の町並みが再現されている。商家や町家が当時のまま残されており、歴史的建造物として保存され、かつて三国街道を旅人や大名行列が行きかった頃を偲ばせる。ただの観光地ではなく、この地域は文化や伝統工芸がいまも息づいている。特に「越後上布」や「塩沢紬」といった伝統的な織物は、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい。代々受け継がれてきた町の誇りを、旅で訪れた人々が直接手にし、触れることができるのも大きな魅力だ。

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次に向かったのは、浅間山の鬼押し出し園。天明3(1783)年の浅間山大噴火の熔岩が固まった跡地につくられ、「火口で鬼が暴れ岩を押し出した」という言い伝えがあるスポットだ。そのダイナミックな姿は、まさに自然の力を肌で感じることだろう。地面を覆いつくす荒涼とした風景は、まさに鬼が暴れた後のようで、訪れる者の想像力をかき立てるそのスケールの大きさに圧倒されることだろう。そして、背景にそびえる浅間山が、この異世界のような風景をさらに際立たせ、その存在感の大きさを感じさせる。

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最後日、訪れたのは群馬県北軽井沢に位置するヴィラリゾート、あさま空山望 KUZANBO。モダンでありながらも温かみのあるインテリアは、軽井沢の四季折々の美しさと絶妙に調和しており、訪れた人に「心地よさ」と「上質さ」を提供してくれる。

広々としたリビングルームや、窓から見える豊かな自然は、ただ「泊まる」だけでなく、滞在そのものが贅沢な体験となることを約束している。気候と、のどかな自然の絶景を眺めながらの宿泊は夏の至福のひと時だ。

ヴィラから山の上に少しクルマを走らせると、山頂から北軽井沢の景色を一望できる場所に到着する。山道では全ランドローバークルマに標準装備されたヒル・ディセント・コントロール(HDC)がその実力を発揮。各ホイールに個別でブレーキをかけドライバーをサポート。

「オンロード」「草地/砂利/雪」「泥/轍」「砂地」の4モードから走行状況に合わせて自動でアシストしてくれるテレイン・レスポンスを利用すれば、「走りにくい道」が「走りたい道」に様変わりだ。

300年以上続く街道、宿場を走り、歴史とロマンを感じるDAY4、DAY5をもって、DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR Phase2も幕を閉じた。

車内の紹介はフェーズ3の記事の最後に合わせて紹介しよう。

フェーズ2の旅程

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フェーズ3

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旅もついに関東地方へ。スタート地点の栃木県那須塩原から東京までの道のりは、広大な自然から徐々に都会のビルへと景色を変えるため、日本の風景の歴史をたどるようだ。那須塩原で最初に向かったのは那須町にある殺生石。殺生石は美しい妃に化けた九尾の狐であると言い伝えられ、いまもなお美しい森林と川の景色を眺めに多くの観光客が訪れる。

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殺生石を南に10分ほど走らせると那須サファリパークにたどり着く。ここでは、ライオン・トラ・キリン・カバ・ゾウをはじめ、約50種500頭羽もの動物たちが雄大な那須高原の中で、自然により近い「生態展示」方式で展示されている。サファリバスに乗り換え、ライオンやキリン、ゾウなどの壮大な動物たちを間近で観察することができ、その迫力ある姿に少しスリリングな体験ができる。一部のエリアでは愛車で探索が可能だ。そこでは、キリンやゾウに餌をやりながら動物園を回ることができ、車好きにはぴったりのスポットだ。なお、クルマでの入園には後ろのスペアタイヤを外す必要があるので注意が必要だ。

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愛車でのアニマルツアーを終えた後は、近くの郷土料理屋である水車の里 瑞穂蔵でランチを取る。地元の野菜と肉を使ったおかずは、甘い醤油出汁がしみ込んでおり、ご飯の入ったおひつもすぐに空になるほど絶品の味だ。

水車の里 瑞穂蔵

住所:栃木県那須郡那須町湯本新林357−32
Tel:0287-76-7550

 

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昼食の後は光徳沼・中禅寺湖を通り日光方面へ向かう。山道や湖のほとりをあえて走りたくなるのが英国SUV DEFENDERの魅力のひとつ。中禅寺湖面に映る山々のシルエットや、四季折々の自然の変化は、まるで自然が創り出したラグジュアリーそのものだ。特に秋の紅葉シーズンや冬の雪景色は、視覚的な美の極致であり、感性を存分に刺激する。

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次は日光二荒山神社へ。道中、坂を下る時もDEFENDERのアドバイストドライバーアシストシステム(ADAS)がドライバーの緊張をほぐし、最高の乗り心地を提供してくれた。

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二荒山神社に到着すると、美しい建築と自然が調和する神秘的な空間が迎えてくれる。ここは精神的な強さと静謐を求めるための究極の聖地。世界遺産に登録されている二荒山神社は、周辺の木々だけでなく、鳥居から本堂、橋「神橋」といった建造物にいたるまで、古の信仰と自然の力が融合したこの場所にも、山、森、建築物どんなステージでも調和するDEFENDERのデザインが持つ「美」が溶け込んでゆく。

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DAY3は茨城から千葉方面へと向かう。まずは牛久大仏。青空に向かいそびえ立つ牛久大仏の存在感は圧巻。まちの中心部から少し離れたところに設置されており、鳥のささやき声と風の音の空間で大らかな気持ちで眺めることができる。まさにスケールと静寂が共存するランドマークだ。牛久大仏の文化的な深さとランドローバーの冒険的な性能が融合することで、新たな体験が生まれる。両者の魅力を同時に楽しむことで、心の奥深くに残る特別な記憶をつくり上げることができる。

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次に向かったのは水戸芸術館。日本を代表する建築家、磯崎新によって設計されたこの施設は、斬新かつ機能的なデザインが特徴だ。外観は、直線と曲線が絶妙に交錯した、未来的な彫刻のようであり、巨大なガラスのファサードが光を受けて輝き、内部に入るとその美しい空間が一変する。DEFENDERのボディに映り込んだ幾何学的な形状と自然光の演出が、訪れる者をまるで別世界へと誘う。

そのまま、一行は、茨城を抜けて千葉方面へ。千葉に入ると、波の音、ヤシの木と南国リゾートを思わせる雰囲気に様変わりする。次の目的地は、DAY3のゴール地点である犬吠埼だ。

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DAY3のコースのゴール地点は、千葉の犬吠埼。この地のシンボル、犬吠埼灯台は、1800年代の設立以来、変わらぬ美しさを保ちながらも、その堅固な姿で航海者たちを守り続けてきた。堂々としたその姿は、海の青と空の広がりに溶け込みながらも、確かな存在感を放ち続けている。灯台からの眺めは、まさに息を呑むような絶景で、雄大な太平洋を一望できた。夕日に照らされたDEFENDERの丸みを帯びた姿は、スタイリッシュさとともにどこかかわいらしさが見え、旅の美しさを表してくれる。このまま、一行は東京駅に向かい、いよいよ旅は首都圏を巡る道へ。

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DAY4とDAY5は埼玉・東京・神奈川と首都圏を周るドライブの旅。日の出を眺めながら集合地点となる東京駅を出発し、一行は日本橋を通り浅草方面へ。

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日本橋は、江戸時代から続く日本の商業の中心地として名を馳せてきた。日本橋に架かる「日本橋」は、その歴史的な重みを感じさせる象徴であり、明治時代に架けられた石造二連アーチ橋は、西洋的クラシックさがあり現代のガラス張りのビル群と見事にマッチしている。

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浅草雷門は、その堂々たる存在感で浅草の入り口を飾り、訪れる者を強烈に引き込む。その圧倒的なスケールと荘厳な装飾は、まるで歴史の深淵から直に引き出されたかのような迫力だ。巨大な赤い提灯が浮かぶその姿は、江戸時代から続く伝統をいまに伝える壮大なシンボルであり、心に響くその美しさは、現代の喧騒を一瞬で忘れさせてくれる。このまま、一行は北上し、埼玉県の伝統的な建物が集う、小江戸川越へと向かう。

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小江戸川越の魅力は、江戸時代の面影を色濃く残す歴史的な街並みにある。それは、まるで時代をタイムスリップしたかのような感覚になる。特に「蔵造りの街並み」は、その伝統的な建築スタイルによって、現代の人々を歴史の中へと迎え入れてくれる。その古い蔵が並ぶ通りを歩けば、家々の窓から、江戸の商人たちの気配を感じることができ、まさに歴史ロマンがあふれる場所だ。ここで一行は、ぐるりと大返し。次の目的地、横浜の中華街へとハンドルを切る。

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中華街の入り口に立つと、そこには瞬時に異国情緒が漂う。煌びやかな門と活気あふれるストリートが広がり、その風景だけで、すぐに心が高揚する。その歴史的な背景とあいまって、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わわせてくれる。次のDAY6からは場所と趣きを変えて、軽井沢をラグビートップリーグのベン・ガンター選手と旅をしていく。

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フェーズ3のDAY6は軽井沢からスタート。DEFENDERの隣に立ち、力強さを放つ男性は埼玉パナソニックワイルドナイツ所属のラグビー選手であり、ランドローバーオーナーのベン・ガンター選手だ。5歳からリーグラグビーでプレイし、2016年に19歳という若さで豊田自動織機シャトルズ戦に途中出場、当時のトップリーグ最年少出場記録を更新した。タックルに加えジャッカルも得意で、試合で見せつけるその力強いプレイはDEFENDERの力強い走りと重なる。ここからはそんな男の中の男ベン・ガンター氏にクリエイティブで力強いDEFENDERの旅を体験いただこう。

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まず訪れたのは、軽井沢千住博美術館。言わずと知れた高原のリゾート地軽井沢にひっそりと佇む「軽井沢千住博美術館」は、アートと自然が見事に融合した、洗練されたスポットだ。ここでは、芸術とリラクゼーションが絶妙にブレンドされ、心に残る深い体験を提供してくれる。モダンでありながらも自然と調和したその建築は、軽井沢の風景と完璧に溶け合い、洗練された空間を演出している。大きな窓からは軽井沢の豊かな自然が一望でき、その景色がアートの鑑賞に一層の深みを加えてくれる。まさに、自然とアートが織り成す究極のコラボレーションと言えるだろう。

美術館の中心に据えられたのは、現代アートの巨匠、千住博による作品群だ。その独自の感性と精緻な技術により表現された作品は、見る者に深い感動と共鳴をもたらす。特に、その圧倒的なスケールと繊細なディテールが、心を強く惹きつける。千住博の作品は、ただの視覚的な刺激ではなく、見る者の内面をも深く掘り下げる力を持っており、知的な刺激を求める人たちには最適な体験を提供する。

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次に訪れた中軽井沢駅は、計算された光の反射でクラシックでありながらどこかスタイリッシュな雰囲気を放つ。DEFENDERのデザインも伝統的な要素を尊重しつつ、現代の技術とスタイルを融合させた革新的なフォルムは現代的な建築物とも調和する。ユニークなショップやレストランが立ち並び、地元の食材をふんだんに使ったグルメ体験や、アートとデザインに富んだセレクトショップは、まるで洗練されたカルチャーの発信地であるかのよう。どこを歩いても、目にする風景や出会う人々が、心の中に深い印象を刻んでくれる。

さらに中軽井沢には、ハイキングやサイクリングにぴったりな美しいトレイルがあり、自然の中でのアクティビティを楽しむことができる。これらのアクティビティは、自然と触れ合いながら、自分自身と向き合う貴重な時間をもたらしてくれる。

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ホテルインディゴ軽井沢に戻り優雅なディナーで至福のひと時を過ごした。

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少しだけの冒険を経験したく、夏のエイブル白馬五竜IIMORIゲレンデに到着。今回は特別な許可をいただき、ゲレンデでオフロード走行を体験した。エンジン、トランスミッション、センターデフ、サスペンションの設定を地形に応じて最適化してくれるテレイン・レスポンスや、先進的な電子アシスト機能・ヒルディセント・コントロールらなどの機能により、急な下り坂や滑りやすい路面でも安全に走行が可能。

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車両の真下の地形を視覚的に確認できるクリアサイトグラウンドビューやダイナミック・スタビリティ・コントロール (DSC)  は、ホイールセンサーを常時モニタリングし、グリップまたは安定性の不足が検知された場合に、車両の安定性を回復できるようにドライバーをサポート。 DSCは、すべてまたはいずれかのホイールにブレーキをかけ、エンジン出力を調整して、安全性とコントロールを最大限に高めてくれる。難しいオフロード状況でもドライバーを最大限サポートしてくれるのがDEFENDERの最大の魅力とも言える。

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泥道、砂利道などオフロードでも快適な走行性能を発揮するDEFENDERには、ベン選手も思わず笑顔。さまざまなオフロード環境で優れた走行性能を発揮するDEFENDERは、タフな男=ベン・ガンター選手にとって、信頼できるパートナーであり、冒険心を満たすための理想的なクルマと言える。

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最終日は、上越自動車道を通り東方面へ、栗の名産地小布施町を目指す。ドライブの途中、川と雲、山々の神秘的な景色が。ここ松川大橋は松川と五竜岳を一緒に眺めることのできるスポット。冬には真っ白な雪とごつごつとした岩肌の力強さが、夏には木々の丸みを帯びた和やかさ、秋には紅葉の美しさを感じられる空間だ。

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軽井沢に戻る道中の富蔵家本館 蕎実亭で信州そばを堪能した。こうしてゆっくりとした時間を過ごしながら、DAY7とDAY8は幕を閉じた。

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フェーズ2、3では東北地方山形県からスタートし、中部、関東を駆け巡ったDEFENDER。山道などのオフロードの多い東北から中部地方では、DEFENDERのドライブ性能が遺憾なく発揮された。今回の計960kmというドライブをサポートしてくれたのは最新のマシン性能だけではない。DEFENDERの広々とした運転席はドライバーの力みを緩め、リラックスした運転を可能にしてくれた。毎日の通勤や旅の途中のオフロードなどドライバーにリラックスとワクワク感を与えるDEFENDERはあなたのライフスタイルに寄り添うクルマとなる。

次回のDEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOURは静岡県から中部地方東側を抜け、富山、石川を目指す旅を予定している。静岡から岐阜にかけての飛騨や赤石といった山脈地帯もDEFENDERなら走ってみたくなる。次回のツアーが楽しみだ。

フェーズ3の旅程

ディフェンダーコール

TEL:0120-18-5568(土・日・祝除く 9:00-18:00 フリーダイヤル)
www.landrover.co.jp