オーバーツーリズムの打開策になるか? ポルトガルが打ち出した「FUTOURISM」とは

  • 写真&文:乾 祐綺
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LISBON リスボン/ポルトガル

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リスボン観光で一番人気の28番トラムを待つ行列。この写真の時は2時間待ちだった。

ポルトガルは2023年、観光史上最高記録を更新。「3000万人以上の宿泊客、7700万泊の宿泊、約250億ユーロの収入」という記録を打ち立てた。一方で、リスボンの民泊数は世界で一、二を争い、移住者まで殺到し地価が高騰。リスボンっ子が住めなくなるほど、オーバーツーリズムとその弊害が進んでいる。そこで同国が発表したのが、観光キャンペーン「FUTOURISM(フューツーリズム)」だ。

「スタンダードではなくユニーク」など12の提言を設定し、旅行者のマインドを変えていくことを目指す。また内陸部などへの旅を促しつつ、よりよいバランスが取れた観光立国を志す。近い将来は“よき旅人”だけが自由に観光できる時代になるかも!?

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毎年秋に行われる、中央ポルトガル・ボンバハルのワインと梨の品評会。地域の素朴な祭りという印象だが、今後は、あまり知られていなかった地方や、地元の人たちと交流する旅が増えそうだ。

※この記事はPen 2024年9月号より再編集した記事です。