韓国現代アーティスト、パク・ソボ(朴栖甫)とフランス・リモージュ磁器を代表する老舗ブランド、ベルナルドのコラボレーションアート作品が発表された。

「Ecriture N°2-23 ゴールデンオリーヴカラー」¥4,290,000
パク・ソボは、1931年韓国・慶尚北道醴泉生まれ。1970年代初頭に戦後の韓国で誕生し、以来国際的に認知されてきた「韓国単色画」の父と言われる。伝統的な韓国精神と西洋の抽象主義の融合によって作られる作品だ。
パクの「描法」シリーズは1967 年に誕生し、繊細で細い線を繰り返し描かれる。メッセージ性を重視した作品ではなく、むしろ自己を空にし描き、プロセスとその規律性が評価されている。
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今回のコラボレーションによって、初めて磁器版画で「描法」シリーズを手がけた彼は、磁器の永続性によって自然の色彩を永続させたいと考えた。ベルナルドにとっては、パクのオリジナル作品に描かれる細い線を忠実に浮き彫りに再現し、アーティストが望む色の力を見出し伝えることが挑戦であったという。

「Ecriture N°1-23 エアーグレーカラー」¥4,290,000
パクは肺がんのため昨年10月15日に亡くなり、今回のコラボレーションが彼の遺作に。最後の「描法」シリーズ言える貴重なアート作品だ。コラボレーションで生み出される新たな「描法」シリーズの 2作品は、各99点限定で制作(証明書付き)。ベルナルドショップ表参道にて、ぜひチェックしてみてほしい。
ベルナルド