asics、KEBOZ、mita sneakersのトリプルコラボ。台東区の名所を表現したGEL-LYTE IIIが発売

来たる6月8日（土）、日本を代表するスポーツブランド「アシックス」、東京の老舗スニーカーショップ「ミタスニーカーズ」、北海道発のアパレルブランド「ケボズ」による初のトリプルコラボレーションスニーカーが発売される。ベースモデルには、アシックスの名作「GEL-LYTE III（ゲルライト3）」を採用。その革新的なデザインと機能美を受け継ぎつつ、現代的なアップデートを加えた一足だ。

002_0608発売_asics_KEBOZ_MS.jpg — GEL-LYTE IIIは1990年代初頭に誕生。スニーカーシーンに衝撃を与えた「スプリットタン」がコラボモデルでさらに進化。

最大の特徴は、ミタスニーカーズとケボズが拠点を置く"TAITO（台東区）"をテーマにしたカラーリング。上野動物園の桜、隅田川、浅草寺など、台東区の名所からインスピレーションを得た色使いとマテリアル選びが、ローカルならではの魅力を表現している。シュータンを縦に大きく2分割したジップ仕様のスプリットタンをはじめ、すばやくフィット感が調整できるストッパー付きクイックレースシステムや、視認性を高めるリフレクティブ材のパイピングなど、細部にもこだわりが光る仕上がりだ。

ここでコラボ元の3者についておさらいを。アシックスは1949年創業の老舗スポーツブランド。77年に現社名に改称し、2020年には「アシックススポーツスタイル」を立ち上げ、新境地を開拓中。ミタスニーカーズは、国内外のスニーカーフリークから注目を集める名店。ディレクターの国井栄之氏を中心に、独自のコラボレーションを次々と発信している。ケボズは、旭川出身の元甲子園球児Kenboが手がける、野球をルーツにもつアパレルブランド。ファッションを通じたコミュニティづくりにも注力している。

今回のコラボは、"TAITO"を軸にローカルの魅力をスニーカーというかたちでグローバルに発信する試みと言える。ファッションを通じて、身近にある地域の魅力を再発見できるか？歴史と現代が交錯する台東区の空気感を、ぜひ足元から感じてみてほしい。

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