ほぼ全裸の女性観光客、スペイン街中を散策! 「ありえない」と住民激怒、罰金が科される可能性も…

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-Balate.Dorin ※写真はイメージです

スペイン・マヨルカ島の首都である「パルマ島」。美しい自然やビーチが存在する一方、“パリピの聖地”と愛称を持つほどのナイトクラブが有名であり、近年では観光客のマナーの悪さが問題視されている。そんな中、“ほぼ裸に近い”ビキニ姿で街中を散策する、女性観光客グループの姿がSNSに投稿された。地元住民は、度を超えた露出で街中に現れる観光客に対して、怒りを感じている。

ほぼ全裸の女性観光客、スペイン街中を散策

現在、大きな物議を醸しているのは、地元当局がSNSに引用ポストした映像だ。動画には、ビキニを着た“セミヌード姿”の女性5人組が、中心街を歩いている様子が捉えられていた。その姿に通行人は困惑した視線を送っていたが、彼女たちはお構いなし。彼女たちは「パーティーボートの季節が始まった!」と動画にキャプションを添え、マヨルカ島の地元当局をタグ付け。この動画はタグ付けをされた地元当局が引用ポストしたことによりSNSで拡散。地元住民からの怒りの声が寄せられた。

「リゾート地にいるからって、なんでもして良いわけではない」「ありえない。一刻も早く止めるべきだ」「自らタグ付けして…笑悪い自覚ないんだろうな」

スペイン当局は、ビーチやプールサイド以外の公共の場所での水着の着用を禁止している。同女性グループは最高500ポンド(約10万円)の罰金が科せられる可能性があるという。

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数日前にも、同様の問題が...

動画が撮影された日付は明らかになってはいないが、この動画が公開されたのは、海水パンツ姿の男性観光客を巡って物議が醸された数日後のこと。パルマ島で5月上旬、上半身裸に小さな海水パンツ姿の男性がショッピング街を歩く姿が目撃され、スペインの地元住民は激怒。エチケット違反に「逮捕すべきだ」という意見が多く集まった。このような相次ぐ服装規則の違反に対し、スペイン当局はドレスコードについての声明文を発表した。

「観光するときの服装は重要です。街の中心部では服装に注意することをおすすめします。短パンをはいているのは若者だけで、ほとんどはズボンかスカートを着用しています」

「リゾート地だからといって、水着を着たり、男性が街中で裸になったりしてもいいというわけではありません」とも記されていた。

また、2022年には、マヨルカ島の海辺のレストランが、地元の店で食事をする際の公式なドレスコードを発表している。このドレスコードには「ノースリーブ、仮装、サッカーのユニフォームシャツ、水着の着用禁止」などが含まれる。

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セミヌードで観光地を歩き回る女性たち。

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SNS上ではセミヌードの女性たちに非難が殺到。

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以前にもこの観光地で、ピチピチの海水パンツ一丁の男性が現れて、問題になった。