デジタルとアナログを行き来する、現代アーティスト三澤亮介が“生成AIと共作”した個展を開催

  • 文:柳澤奈々

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三澤亮介が新作を発表する個展「Symbiosis~共生~」が4月13日(土)から4月27日(土)まで開催。初日の16時からはオープニングイベントも予定されている。

現代アーティスト、三澤亮介によるAIとの共存がテーマの新作個展「Symbiosis~共生~」が4月13日(土)か4月27日(土)まで、東京・天王洲テラダアートコンプレックス ツー・MUギャラリーで開催される。

写真家を経て2020年より現代アーティストとして本格的に活動を始めた三澤。日本人で唯一、ロンドンのHOFAギャラリーに所属し、ニューヨークや台湾で個展を行うなど国外でも精力的に活動を行っている。最近では渋谷駅エリア一体を飾った都市型アートプロジェクトにも参加するなど、いま注目のアーティストだ。

これまで三澤は「概念のアップデート」を制作コンセプトに掲げ、写真や映像を用いながら、デジタルからアナログまで作品を生み出してきた。そんな彼は今回、油絵に挑戦。生成AIを活用してつくったビジュアルを、油彩というアナログな手法でキャンバスに描いた。何色も混ざり合う印象的な人物像が、AIと共存した現代を感じさせる。 

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三澤は「Alとラリーをしながらビジュアルを共同でつくり上げ、最終的にキャンバス上で表出させた後には私の手で自ら描いてゆく。それもAlと全く真逆に存在する古典的で、オーセンティックな油絵具である。そのかつてない調和と取り組みこそが、新しい時代を切り拓く一歩になる可能性を秘めている」と語る。

Symbiosis~共生~

開催期間:2024年4月13日(土)〜4月27日(土)
開催場所:MU GALLERY
東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 2F
www.mugallery-tokyo.com