ある飛行機に搭乗していた乗客が、窓のシェードを閉めようとする子どもと格闘する動画をSNSに公開。コメント欄で「どっちが悪いの?」と激しい論争を巻き起こした。詳しく説明していこう。
「私の窓よ!」女性が投稿した動画に賛否両論の声
ドバイ在住コンテンツ・クリエイターのウマイマさんは先日、TikTokに飛行機に搭乗した際の出来事を捉えた8秒間の映像を投稿した。1,630万回以上再生されているこの動画には、彼女が飛行機の座席に座り、外を見たいのか窓のシェードを上げて光が入る状態にしている。すると突然、前の座席に座る子どもの小さな手が座席の隙間から伸び、そのシェードを下ろした。それに対抗した彼女が、子どもが閉めるや否やすぐにシェードを上げたところから、子どもとのシェードの開け閉めが繰り返される格闘が始まった。動画で少年はシェードを閉めようと再び手を伸ばしたが、彼女は子どもの手を食い止め閉めさせないようにしている。
彼女によると、この窓は彼女の座席に一番近いもので、子どもの席にも窓はあったという。女は「私の窓よ」と投稿にキャプションをつけ、怒りをあらわにした。
「どっちが悪いの?」SNSで激しい論争に
窓のシェードを閉めた子どもに対する彼女の反応に、ユーザーたちは賛否両論。この窓は彼女のものであることに同意する人もいれば、相手はまだ子どもなのだからもっと寛大になるべきだというコメントも見られた。彼女に賛成派のユーザーの意見には、「この窓はどう見てもその席に座っている彼女のもの。断りもなく、閉めるのはおかしい」「子どもだからといって、聞かずに閉めるわがままな行動はルール違反。少年の親は気づかなかったのかな」「昼間のフライトで窓のブラインドを閉める人なんているの?」「私も窓側の席に座ったら、外を見たいから窓を開けておきたい...」などという声が。
一方で、「子どもは疲れて寝たいのかもしれない。もう少し寛大になったら?」「大人気ないな」「何度も閉めるのだから何か閉めたい事情があったのだろう。そのぐらい我慢しなよ」などの彼女への批判の声も集まった。
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飛行機内でのエチケット問題...リクライニングチェアは?
近年、飛行機内でのエチケットに関する問題は様々なところで報告され、SNSで物議を醸している。たとえば、昨年8月にSNSに投稿された、機内のリクライニングチェアを巡ったトラブル。パリ発ロサンゼルス行きのフライトに乗っていた女性が、前の席に座っていた乗客が座席をリクライニングするのを必死に阻止しようとしていた動画が大きな注目を浴びた。
映像には、後ろに座る女性が両手で前の席を押さえつけ、前の座席が後ろに下がるのを止めようとしている様子が映し出されており、「後ろの人を尊重してください」と伝えていた。
同様の出来事は今年2月にも報告されている。あるインフルエンサーが「どうすればいいのでしょう?」とキャプションを添え、投稿された動画には、「10時間のフライトでリクライニングをしようとしたら、後ろに座っていた女の子が私の座席を押してきて、『耐えられないから(リクライニングをすることは)ダメだ』と言ったんです。どうしたらいいの」という文言が添えられている。
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