「全員が水着姿で…」男女572人が、3トンの氷を使った水風呂に入った理由とは?

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-David Jancik ※写真はイメージです

オーストラリアのビーチで、572人が氷風呂に入る最多人数記録へ挑戦。見事にギネス世界記録を達成し、「最高すぎる」と反響の声が広がっている。

氷の量は約3トン!?572人が同時に氷水に浸かる

オーストラリアを拠点に事業を広げるヘルス&ウェルネス企業「ONE LIFE LIVE IT」は2月上旬、西オーストラリア州フリーマントルのレイトン・ビーチで水風呂イベントを企画。合計575人の参加者たちが世界中から集まり、約3トンにも及ぶ氷の供給がなされるビックイベントとなった。

地元紙によると、同企業はビーチに大型のビニールプールを複数設置。参加者は各プールに約12人ずつ入り、身体が凍えるほどの氷水に浸かったという。また、このギネス記録を達成するためには、少なくとも250人が同時に約3分間、氷水の中に首まで浸っていなければならなかったようだ。

イベントの様子を捉えた動画には、ビーチの砂浜にいくつもの青色の小さなビニールプールが設置され、大量の氷がトラクターで運び込まれている様子が。記録測定が開始されると、水着を着た老若男女が小さなプールで首まで浸っている。参加者の何人かは笑顔を見せているが、多くはその冷たさに耐えているような表情をしている人も見られた。3分間にも及ぶチャレンジに耐えた後は、皆がダウンコートを羽織ってカメラに向かって笑顔でギネス達成を祝い、元気よく参加者全員がビーチへ走り出す姿で締めくくられていた。

イベント終了後、ギネス・ワールド・レコーズの審査員が審査した結果は合計537人の参加者のうち、首まで3分浸かりきり認定されたのは合計509人。見事に目標の483人を上回り、記録達成となった。

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イベント開催への経緯とは?

同イベント企画企業「ONE LIFE LIVE IT」のディレクター、マーク・ヒューズさん。呼吸法と冷水浴の専門家でもある彼は、冷水が精神にもたらす効果について、そしてギネス世界記録イベントを企画する経緯についてを地元紙に対し語った。

「私自身、長年にわたって冷水浴を実践し、精神的にも肉体的にもポジティブな効果があることを自らの経験から学びました。そのため、私は多くの悩みや鬱を抱える人々に冷水浴の効果を伝え、克服する手助けをするようになりました」

さらに「そのうち2週間に1度のグループ氷浴を企画するようになり、私たちは大きなコミュニティを作りあげました。そしてより、この冷水浴の良さを世界中の人に伝えるために、この世界初のイベントを開催することを思いついたのです」と続けた。

「本当に参加してよかった...」と語る参加者たち

このイベントを通じて集められた寄付金は、極度のストレスや不安、うつがもたらす困難に直面している何千人ものオーストラリア人の心に寄り添うチャリティ団体「ビヨンド・ブルー」に寄付される。

このイベント参加者はSNSで「本当に参加してよかったです。素晴らしいイベントでした」「初めは何気なく参加したイベントでしたが、世界中から集まった人たちと冷たい氷水に浸かるという素敵な思い出になりました!そして参加したことでチャリティ団体に寄付され、冷水浴の良さを世界中に伝える事ができるなんて...。本当に参加してよかったです」「このイベントを企画してくれた『ONE LIFE LIVE IT』に大きな拍手を!」などと賞賛の声が広がった。

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冷水に浸っているとは思えないような満面の笑みの参加者たち。

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一連の大会の様子をおさめた動画。

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ギネス記録への挑戦する様子は、ニュースメディアでも取り上げられた。