日本人ダンサーも多数活躍する、ジョージア国立バレエ団の来日なるか?

  • 文:外薗祐介

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TBILISI トビリシ/ジョージア

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昨年クリスマスに披露された公演「くるみ割り人形」。毎年恒例の演目だが、20年にわたって芸術監督として陣頭指揮をとってきた彼女としても、記念となる公演となった。 © State Ballet of Georgia

近年、日本の若者の間で移住地として人気が高まるジョージア。彼の地の国立バレエ団には、実は日本人が6人も在籍している。

バレエ団を指揮するのは、世界的に知られるニーナ・アナニアシヴィリ。ジョージア国立バレエ団の監督に就任し今年で20年目を迎えるが、国内メディアでのインタビューでは海外公演の重要性を強調し、2024年公演候補地として日本を一番に挙げている。長年にわたりコンテストやワークショップを行うなど日本人ダンサーの育成にも力を注いできており、17年にはジョージアとの文化交流と日本バレエ界の発展に貢献した功績で、日本政府から旭日中綬章を授与された。待望の来日に、いよいよ期待が高まる。

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本公演には、日本人ダンサーの細谷海斗も出演。 © State Ballet of Georgia

※この記事はPen 2024年3月号より再編集した記事です。