ナイキの最新技術搭載シューズ「エア マックス Dn」は、まるで宇宙を歩いているかのような履き心地 !?

  • 文:一史

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今年3月に発売予定の最新エア搭載シューズ、「エア マックス Dn」。¥20,130(税込)

ゆったりとした服装を足元で支えるボリューム感のあるモードシューズと、実用性重視のスポーツシューズとが高次元で融合した一足が誕生した。ナイキの最新テクノロジーのクッションシステム「ダイナミック エア」を搭載した「エア マックス DN」。ナイキいわく、「宇宙のような履き心地」の注目モデルである。

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ソール形状も色彩もダイナミック。

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ラボでの研究開発を重ねて実現させた新しい履き心地。

大きな特徴は中央部から踵にかけてのミッドソールに仕込まれた4つの独立したエア チューブ。それぞれが最適な気圧に調整されている。ナイキのヴァイスプレジデントのキャシー・ゴメスは次のように語っている。「着地の衝撃を受けてから足の動きを滑らかにするためには、踵の部分にもっとも気圧が低く柔らかいチューブが使われるべきと考えがちです。しかし実際には踵にいちばん硬めのチューブを使い、中足部に柔らかいものを使うことによって、足運びがベストになることを発見しました」
開発の歩みを止めないナイキにも未知なるものがある。プロダクトディレクターのレジー・ハンターは次のように話す。「このクッションシステムを『ダイナミックモーション』と呼んでいます。気室が独立した構造なので、一歩進むごとに身体の荷重にエア バッグが反応します。リアルタイムで足に反応するので、踵からつま先への滑らかな動きを感じることができます。エア マックス Dnで初めてこの感覚を実現できました」

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内部構造の解説イラスト。

クッションのパワーを活かすためにアッパーほかのパーツも入念に仕立てられた。「TPUシャンクアーチクリップ」が中足部をサポートし、「TPUヒールカウンター」がアキレス腱を支える。ファイロンのフォームがエア ユニットの周りを囲み足の下を快適にする。
どのスポーツに向くかをナイキは明言していないが、主にストリートシーンが想定されているようだ。アスリートが履くテクノジーを取り入れた最高級のタウンシューズ。それがエア マックス Dnの立ち位置なのかもしれない。

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リリース配信された着用イメージルック。

「エア マックス史上でもっともダイナミックなシルエット」とナイキがアナウンスするように、モダンな服装に合うデザインにも力が注がれている。ストリートウェアのみならず、パリやミラノでショーを行うようなハイブランドの服とも相性がよさそうだ。歩きやすさや履き心地は、ファッションを飛び越えたスポーツ品質。発売予定日は2024年3月26日(火)で、「NIKE.COM」及び一部のナイキ販売店にて展開される。暖かな春に自分の足を入れて飛び回るようにタウンを闊歩する日を心待ちにしたい。

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【画像】ナイキの最新技術搭載シューズ「エア マックス Dn」は、まるで宇宙を歩いているかのような履き心地 !?

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今年3月に発売予定の最新エア搭載シューズ、「エア マックス Dn」。¥20,130(税込)

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ソール形状も色彩もダイナミック。

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ラボでの研究開発を重ねて実現させた新しい履き心地。

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内部構造の解説イラスト。

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リリース配信された着用イメージルック。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。