「オーストラリアでは当たり前?」3歳児の引き出しから猛毒ヘビが発見される…衝撃映像が怖すぎると話題に

  • 文:大村朱里

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Shutterstock-Ludmila Ivashchenko ※写真はイメージです

世界で最も猛毒を持つヘビの1匹が、少年の下着の引き出しというショッキングな場所で見つかった。オーストラリアに住む家族がSNSに投稿した衝撃のストーリーが大きな反響を呼んでいる。

引き出しに猛毒ヘビ...

オーストラリア・メルボルンで毒ヘビの駆除を行うマーク・ペリーさん。ヘビハンターとも呼ばれる彼は、オーストラリアに現れる毒ヘビを避けるための犬の訓練や、人々の私有地から毒ヘビを駆除することを専門としている。ペリーさんは1月8日、ヘビの駆除を依頼されその場へ駆けつけると、ある家族の3歳の男の子部屋で、引き出しに丸くなり潜んでいるヘビ発見した。Peopleによると、引き出しの中にいた体長1.5メートルの猛毒ヘビ「イースタン・ブラウン・スネーク」だったという。同ヘビは世界で2番目に猛毒を持つとされている。


彼が撮影した動画では、引き出しを開けると、奥に潜む茶色のヘビがいる様子が映し出されている。ペリーさんは「あ、いた。子供服の引き出しに茶色のヘビ。毎日子供部屋で見るものじゃないね笑」と冗談まじりにいうと、驚きもせず慣れた手つきで引き出しを取り出した。画面外からは 「どうやって入ったの?」と少年の母親が尋ねているのが聞こえる。

彼の投稿によれば、このヘビは少年の母親が外に干してあった衣類を取り込んだときに、家の中に入り込んだ可能性が高いと述べている。母親が洗濯物を息子の引き出しにしまう際は、ヘビは服の中に身を潜めていたのだろう。また彼女は、その正体が世界で2番目に猛毒を持つヘビが入っていたとは知らなかったそうだ。

投稿で「一番上の引き出しに茶色のヘビがいたら、スネーク・ハンターに連絡してください」と、ペリーさんは締め括った。

この投稿にユーザーは「だからオーストラリアに行きたくないんだ」「こんなの見つけたら気絶するわ」「やばい、一回確認してくる」という声や「これがオーストラリアです」「ヘビ、動物、虫ここにはなんでもいるよ」と同国に住む人からの「当たり前」というコメントも見られた。

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オーストラリアでは当たり前?

オーストラリアン・ジオグラフィック誌によると、「イースタン・ブラウン・スネーク」はオーストラリア東部のクイーンズランド州北部から南オーストラリア州にかけて生息している。動きが速く、攻撃的で、非常に毒性が強いことで知られているという。また、中型の細長いヘビのため、民家などに隠れていても気づきにくいという。

メルボルン大学によれば、過去数十年の間にオーストラリアで起こったヘビによる事故の半分以上が、この種類のヘビによるものだという。致命的なケースでは、被害者は茶色いヘビに噛まれてから30分から1時間の間に心臓血管系が崩壊して倒れると言われており、最悪の場合、凝固障害による脳内出血で死亡するケースもあるそうだ。

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@snakehunteraus 2nd most venomous snake in top underwear drawer #foryoupage #fyp #reptile #snake #viral #drawer ♬ original sound - SpongeBob background music
毒ヘビの駆除を行うマーク・ペリーの実際の投稿。

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オーストラリアでは当たり前:2022年にも同様の事件があったそう。