直感的に、3Dで衣服のデザインをシミュレートできるソフトウェア「Style3D」が、日本にも上陸し注目を浴びている。パターン(型紙)と布帛(ふはく)生地、縫製仕様書からリアルな3DCGを制作できる「Style3D」は、3DCGでは特に難しいとされる生地の物性表現、つまり生地の縦、横、バイアス方向の曲げや伸びなどにかかる力を演算して、ドレープやしわの入り方など生地の重力下での動きをも再現できるという。ファッションにおいて、新たな表現が生まれる端緒となるかもしれない。
※この記事はPen 2024年1月号より再編集した記事です。