WONK長塚健斗が提案、ショコラ シガールと大人なペアリングを楽しむ“ご褒美タイム”

  • 写真:齋藤 誠一
  • スタイリング(プロップ):中林 友紀
  • 文:西田 嘉孝

Share:

「昔は、もっぱら和菓子派でしたが、スイーツ作りをするようになってからは、洋菓子が好きになってきた」と語る長塚さん。レシピを考案している時や曲作りの時には、甘いものが欠かせないそうだ。

大人のブレイクタイムに合う、ヨックモックの冬限定アイテム、ショコラ シガール。そんな隠れた名品を初めて食すのは、人気バンドWONKのボーカリストであり、料理人として食の分野でも活躍する長塚健斗さん。長塚さんが提案する、大人のご褒美タイムにぴったりなショコラ シガールとの過ごし方とは?

長塚さんにとっての上質なブレイクタイムとは

2023_1205_pen yokumoku20078.jpg
長塚健斗(ながつか・けんと)●1990年、東京都生まれ。WONKのボーカリスト。個人では、冨田ラボやKing Gnu、millennium parade、Ryohu、elephant gym(台湾)らの作品に参加。料理人としての一面も持ち、大学在学中よりイタリアンやフレンチの有名店出身のシェフの下で本格的に修行を開始、都内ビストロの立ち上げに料理長として携わる。現在も商品開発やイベントを開催し、CHEF-1グランプリ2023にも出場。所属レーベルEPISTROPH では飲食店2店舗をプロデュース。俳優として、映画「ひとりぼっちじゃない」(2023年)に出演している。

「子どもの頃、離れて住んでいた祖母がいつもお土産に持ってきてくれたのが、ヨックモックのお菓子が詰まった大きな缶。シガール®や好きなクッキーを食べながらゲームをする時間は、いま思えばとても贅沢なひと時でしたね」

そう話す長塚さんにとってヨックモックのシガールのイメージは、いつ食べても懐かしく、ほっこりとした味わいのお菓子。そんなシガールにベルギー製造のコク深いチョコレートを贅沢に纏わせたのが、冬限定で発売されるショコラ シガールだ。

「シガールの特長といえば、バターの風味やサクサクとした優しい口どけ。そこにどうチョコレートがマッチするのだろうと思っていましたが、ショコラ シガールを食べて驚きました。昔から食べているシガールのおいしさはそのままに、深い味わいや食べ応えもあって、まさにご褒美感のある贅沢なスイーツ。セミスイートとミルクという2つの味わいが用意されていて、気分次第で楽しめるのもいいですね」

---fadeinPager---

2023_1205_pen yokumoku20020.jpg
通常の「シガール」は甘みを引き出すために有塩と食塩不使用のバターを使用している一方で「ショコラ シガール」はチョコレートの味わいを最大限に引き出すため、食塩不使用バターのみを使用。 カカオの繊細な風味までしっかり堪能できるのだ。

WONKでの音楽活動では楽曲制作も担当し、自身らが運営するブランドではナチュラルワインを中心としたwinestand TEOや、カクテルにもこだわったミュージックバー&ラウンジphaseもプロデュース。多忙を極める長塚さんにとって、気の合う仲間や美味しい食べ物に囲まれて過ごすひと時こそが、大切なブレイクタイムだ。

「料理の仕事をしている関係で、全国の生産者さんから素晴らしい食材をたくさん送ってもらうんです。だから自宅でもよく料理をしますし、外食をする際には、何を食べるかを決めて店を予約してから出かけるのが自分の中のルール。とにかく誰かとおいしいものを食べることが、自分にとってのご褒美になっています」

2023_1205_pen yokumoku20042.jpg
バターの風味を感じるクッキーにミルクチョコレートを合わせた「ミルク」は、コク深い甘さとウイスキーのもつ複雑なフレーバーや余韻が相乗効果で楽しめる。

束の間のブレイクタイムにはコーヒーが欠かせないという、コーヒー好きでもある長塚さん。「ショコラ シガールは、こだわって淹れたコーヒーとも合わせたくなる」と話すも、今回、提案してくれたのはウイスキーとのペアリング。

「贅沢な味わいで甘さもしっかりあるショコラ シガールには、アルコール度数が高くフレーバーに厚みのある、ウイスキーやブランデーが寄り添ってくれます。ウイスキーでも華やかな味わいでバランスの取れたタイプのものから個性的なシングルモルトまで、幅広いタイプのものに合わせて楽しめると思います。バーボンよりは個人的にはスコッチを合わせたいですね。」

長塚さんが、バターの風味が豊かなショコラ シガール「ミルク」とペアリングしたのが、日本のクラフトウイスキー蒸留所のシングルモルト。ほのかなピート香が特徴的だ。

「プロデュースしているバーでも人気ですが、樽の香りが効いたウイスキーにはチョコレートのようなフレーバーがあるので、ウイスキーとチョコレートのペアリングは鉄板です。個人的には少しピートが効いたウイスキーをロックで飲みながら、シガーのようにゆったりとショコラ シガールを合わせたい。そんな時間を仲間とシェアしてもいいし、ひとりでゆっくりと過ごすブレイクタイムのおともにも最高です」

---fadeinPager---

2023_1205_pen yokumoku20176.jpg

オリジナルカクテルと、ショコラ シガール「セミスイート」を合わせる長塚さん。「ちびちびと飲んで食べてをずっと繰り返していたくなる」と、本人も大納得のペアリングだ。

さらに今回は特別に、カカオの風味が豊かなショコラ シガール「セミスイート」に合わせるオリジナルカクテルを、長塚さんとphaseのバーテンダーが考案。

「ショコラ シガールがリッチなチョコレートでコーティングされていて奥行きを感じる味わいなので、カクテルは少しドライめで。最初はコーヒーを使ったカクテルを考えたのですが、ヨックモックは日本の洋菓子なのでほうじ茶が合うんじゃないかなと。少し熟成感のあるウイスキーをベースにほうじ茶の茶葉などを使った、“マンハッタン”の亜流のようなカクテルをつくってみました」

2023_1205_pen yokumoku20185.jpg
オリジナルカクテルは、多めにつくって冷蔵庫で冷やしておいてもOK。ぬるくなってもおいしく飲めるという計算された一杯だ。

こちらも長塚さんがベースに選んだのは、日本の蒸留所のシングルモルト。ウイスキーにほうじ茶の葉を漬け込んだ浸漬酒(インフュージョン)をつくり、グラッパベースのアマーロと水を加えるだけのシンプルなカクテルだ。

「カクテルを口に含んでショコラ シガールを食べれば、口の中でまた違ったひとつのカクテルが完成します。ベースに使うウイスキーやアマーロは、家にあるものや手に入りやすいものを使えばOK。最高のペアリングが楽しめるので、ぜひ読者のみなさんにも試して欲しいですね」と、長塚さん。

忙しい人にこそ、大切なブレイクタイム。そんなひと時をより贅沢な“ご褒美時間”に変えてくれる、ショコラ シガールとウイスキー、そしてカクテルとのペアリング。掲載するカクテルのレシピなどを参考に、ぜひ自宅でもトライしていただきたい。

オリジナルカクテルレシピ

【材料】

  • インフュージョン 35ml
  • アマーロ 15ml
  • 水 適量(10〜25ml)

【つくり方】

  1. ウイスキー200mlに対してほうじ茶葉5gを約1時間浸漬してインフュージョンをつくる。
  2. 氷を入れたタンブラーなどに全ての材料を注ぎ、スプーンなどで優しく、かつ素早くかき回す。冷蔵庫で冷やしたグラスに液体のみを注いで完成。

---fadeinPager---

2023_1205_pen yokumoku20227.jpg
2024年1月15日(月)から、全国のヨックモック店舗・オンラインショップで発売される「ショコラ シガール」(※限定商品のため、なくなり次第終了)。カカオの風味が豊かでビターな味わいのスイートチョコレートとミルキーな風味となめらかな食感が特徴のミルクチョコレートを掛け合わせた「セミスイート」、バターの風味を感じるクッキーにミルクチョコレートを合わせた「ミルク」の2つのフレーバーが楽しめる。手に取りやすいプティ サイズも、ギフトにぴったりだ。

ヨックモック

www.yokumoku.jp/pages/chocolat-cigare
※ショコラ シガール特設サイト 2024年1月15日(月)10:00に公開予定