マリファナ愛好家のスヌープ・ドッグ、突然の“禁煙宣言”と思いきや…まさかの展開にファンも驚愕!

  • 文:大村朱里
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ShutterStock-Dmytro Tyshchenko ※写真はイメージです

マリファナ愛好家としても知られる、米・人気ラッパーのスヌープ・ドッグは先日、突然の禁煙宣言をし、多くの人に衝撃を与えた。しかし、これが広告キャンペーンの一貫であったことが判明。「そうきたか!」とまたもや世間を驚かせた。

突然の禁煙宣言にファン衝撃

ヒップホップシーンの伝説的な存在であるスヌープ・ドッグは、数十年にわたり音楽業界で活躍する一方で、彼の“大麻ライフスタイル”は多くの人の注目の的になっている。

関係者によると、スヌープ・ドッグは1日に最大150本の大麻ジョイントを吸うこともあるといい、彼のジョイントを巻くためだけに雇われた、専属ジョイント製作者、通称“Blunt Roller”がいるほど。ちなみに、スヌープ・ドッグはBlunt Rollerに年間およそ735万円の給与を支払っているそう。

そんな彼が、突然の禁煙を宣言をしたのは11月16日のこと。自身のSNSで手を合わせたポーズをとる彼自身の画像と共に「家族と話し合った結果、禁煙を決意しました。 今後は僕のプライバシーを尊重してください」と強い意思が感じられる言葉を綴った。

大麻を愛してやまない彼のこの発言に、多くの人は驚きを隠せない様子。同ツイートは瞬く間に拡散し、「え、エイプリルフールじゃないの?」「スヌープ・ドッグが禁煙...夢にも思わなかったよ」「健康が一番だよね。私もやめようかな」というコメントが溢れかえった。また、米人気ラッパーのクイーン・ラティファや歌手のジェネ・アイコ、女優のマーヤ・ルドルフを含む様々な著名人も「えらい!やったわね!」「頑張って!」と彼へエールを送っていた。

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「禁煙やめるよ!」“アレ”のね!

しかし禁煙宣言の数日後にスヌープ・ドッグは、Xに1本の動画を投稿。動画には「発表することがあります。僕は喫煙することを辞めました」と椅子に座り、真剣な表情をするスヌープ・ドッグが映し出され、深刻そうな顔で語っている。

「俺は、喫煙を辞める。みんなが何を考えているかわかるよ。『スヌープ・ドッグ!煙が君の全てみたいなもんだろ!』と言いたいんだろう。でも、もう辞めたんだ。咳き込むのも、服が臭くてベタベタするのも....もうたくさんだ。だから俺は“無煙”にするんだ」と画面上に映し出されたのは、火がついたストーブ。

「SoloStove(ソロストーブ)はそんな悩みを解決してくれるんだ。無煙ストーブだからね」と、笑顔で木の枝に刺したマシュマロを焼く姿が見られた。つまり一連の騒動は、無煙ストーブブランド、SoloStoveの巧妙なプロモーション。“禁煙”は、大麻やタバコではなく、ストーブから出る“煙”を意味していたのだ。

この報告にSNSでは「そうきたか!」「騙された!!」というコメントが続出。一方で、「そりゃそうだ。スヌープ・ドッグがやめるはずがない」「いや、間に受けることなかったわ。スヌープ・ドッグだよ」「よかった。大麻卒業なんていうから、病気になったのかと思ったよ」など、ファンから安堵の声も見られた。彼の「大麻ライフスタイル」が終わりを告げることはなく、彼のユニークなアプローチはファンをいつも驚かせ続けることだろう。

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禁煙宣言をする投稿。スヌープ・ドッグの公式Instagramアカウントより。

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スヌープ・ドッグの公式Xのアカウントにも禁煙宣言をする投稿が。

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話題の広告ツイート。真剣に語り出す姿はリアリティ満点だ。

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Blunt Rollerに年間5万ドル払っていることに対して報じるアカウントに「給料もアップしたよ」と本人が引用リポストする投稿も。