新潟県長岡市の朝日酒造が誇る銘酒・久保田を通して、日本酒の新しい楽しみ方やおいしさを見出し、感じるイベントが「旅する日本酒ペアリング」だ。
日本酒と言えば、一般的に和食に合わせることが多いお酒だが、実は食わず嫌いならぬ、合わせず嫌いなだけで、思い切って合わせてみたら相性の良い料理はたくさんあるのかもしれない。しかも久保田と言えば、バリエーションの豊富な日本酒としても知られ、萬寿、千寿をはじめ、スパークリングや純米吟醸にごり、アウトドアブランドのスノーピークと共同開発した雪峰など、現在、味わいの異なる全17種類の久保田がラインナップ。さまざまな料理に合わせて最適な一杯を選ぶことができるのだ。
実際「旅する日本酒ペアリング」では、これまでにタイ料理、フランス料理、スペイン料理とのペアリングを実施。このイベントでレストランやシェフが提供する料理は、日本酒に合うようにアレンジされたものではなく、いつもと同じレシピで作られたものがそれに合う久保田と一緒に提供される。
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一回のイベントでペアリングする久保田は、全17種類のうち7〜8種類ほど。これらは飲み比べができるので、レストランやシェフが提案するペアリング以外の組み合わせも試してみることで、自分なりの組み合わせやこれまで気づかなかった久保田の魅力を発見する楽しさも味わえるのだ。
12月1日には赤坂の「トゥーランドット臥龍居」で中華料理とのペアリングが実施される。さらに1月にはイタリア料理とのペアリングも予定。中華もイタリアンも日頃から食べる機会が多い料理だけに、どんなメニューがどの久保田に合うのか、今から楽しみだ。
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また、もともと相性の良い和食との可能性をユニークな角度から広げる試み「ご当地グルメ×久保田 ペアリング体験イベント」も毎月開催している。
これはオンラインイベント「久保田ご当地グルメ部」で久保田のファンと朝日酒造の社員が実際に試して好評だった組み合わせの中から、全国を6つに分けた各エリアのご当地グルメを1品ずつ計6品と、それに合う6種類の久保田とのペアリングセットを楽しめるというもの。加えて食前酒、食後酒も提供されるため、当日は計8種類の久保田を味わうことができる。
直近では12月13日(水)に水道橋の「New民家バー」で開催され、北海道の「鮭のルイベ漬け」×久保田 萬寿や香川県の「食べるオリーブオイル」×久保田 スパークリングなどのペアリングが予定されている。
「旅する日本酒ペアリング」と「ご当地グルメ×久保田 ペアリング体験イベント」。この2つのイベントが食の世界の常識や先入観をとっぱらい、久保田や日本酒の新たな扉を開いていく。