「ボンジュール!」とにかく明るい安村がフランスに進出…審査員からの評価はどうだったのか?

  • 文:山川真智子
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M6-X

イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、パンツ一丁の裸ネタで旋風を巻き起こしたお笑い芸人のとにかく明るい安村が、フランスのゴッド・タレント番組に出演した。お約束のフレーズ、「安心してください、履いてますよ」もフランス語で披露。審査員の評価も上々で、予選を通過した。

フランス語で挨拶!「履いてますよ」の大合唱も

安村が挑戦したのは、フランスの「La France a un incroyable talent」というオーディション番組。英米のゴッド・タレントとほぼ同様の内容となっており、今回は予選ラウンドだった。

「ボンジュール!」と明るく登場した安村は、「私は“とにかく”です。パンツを履いていますが、裸に見えます」と自己紹介。その後、サッカー選手、ドラゴンボール、ジェームス・ボンド、スパイス・ガールズと持ちネタを次々に披露した。

最初はざわめく程度の笑いだったが、ネタが進むにつれて観客の笑い声も高まり、最後はフランス語で「安心してください。履いてますよ」の大合唱。安村は審査員3人からの「ウィ」を得て、無事予選通過となった。

パンツに創造性!審査員は高評価「一生忘れない」

安村の評価だが、フランスの日刊紙『ル・パリジャン』は、パンツ一丁の日本人のギャグは、とても面白く独創的だったと好意的だった。

仏エンターテイメントの情報メディア、『ディベルト』は、さらに詳しい記事を出している。そもそもこの番組では、笑いしか取り柄のない問題児たちが、目を見張るような技をもつ出場者と肩を並べるが、時折彼らの創造性がオーディション通過の手助けになると解説。安村自身が「すべては衣装の中にある」と述べているように、パンツを履いているという才能で、審査員を驚かせたとした。

しかし実は、安村の真の才能はパンツではなく斬新なユーモアであり、それを審査員たちも理解していたと『ディベルト』は述べる。審査員の一人、エリック・アントワーヌは、安村の芸を「面白いし、よく練られてうまく書けている。お約束の繰り返されるギャグは、一生忘れられないと思う。素晴らしい出し物だ」と評価。もう一人の審査員、マリアンヌ・ジェームスさんも「とても新鮮で彼のことが好き!いい身体だし、コントも言葉にならないほど面白い。ブラボー」と述べた。

安村の裸芸を見たフランスの視聴者からは、「好き」「ばかげていて面白い」「素晴らしい」など肯定的なコメントがたくさん寄せられた。その一方で、「これだけ?つまらない」「飽きてくる」「審査員の笑い声のほうが大きい」など、厳しいコメントも見られた。

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裸芸のニュータイプ?今後のネタに注目!

裸芸で世界に挑戦する安村だが、実は過去に日本から裸芸人がこの番組に出演している。2019年には体を使った音ネタのコンビ、ゆんぼだんぶが準決勝、2018年には裸体の上のテーブルクロス引きでウエスPさんが決勝に進出している。そのため審査員たちには日本の裸芸の印象は強いが、安村の場合はタイプが違い、今後どう評価されるか気になるところだ。

『ディベルト』も、イギリス版ゴッド・タレントで決勝まで勝ち進んだ安村が、フランス版でそれ以上の結果を残せるかどうかに注目している。結果はどうあれ、安村は「履いている」ので、視聴者は心配無用ということだ。

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番組の全編。安村の登場は1時間22分30秒ごろから。

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番組のXでの宣伝動画。

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ゆんぼだんぷの裸芸。

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ウエスPのファイナルでのパフォーマンス。