光とともに淡く溶けあう二つの風景--末長 真の写真展『river/garden』が開催中

  • 文:Pen編集部

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末長真(Makoto Suenaga)●1990年、愛媛県今治市生まれ。日本大学芸術学部映画学科を卒業後、広告制作会社を経て、2016年より写真家の瀧本幹也氏に師事。21年に独立し、末長真写真事務所を設立。是枝裕和監督作品『怪物』のポスター撮影や、イッセイミヤケのビジュアル撮影など、映画、ファッション、広告の分野で活動を広げる。

末長真の写真展『river/garden』が11月1日(水)から30日(木)まで、TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエアのシェアラウンジにて開催されている。

今年8月に開催された、故郷の愛媛県今治市とその周辺の島々を撮影した初の写真展『海賊を連れて』では、自身のルーツでもある「村上海賊」をテーマに、彼らが眺めていたであろう“原初の瀬戸内海”に限りなく近い風景写真を披露した。

今回の写真展『river/garden』で発表するのは、末長自身が「デッサンや油絵における習作のような位置づけ」だと語る作品たち。光の捉え方を模索しながら、river(川)とgarden(庭)という二つの世界が曖昧に溶け込んでいくようなイメージを生み出している。水面に反射してきらめく光、木漏れ日が差し込む庭に降り注ぐ光。それらを純粋に拾いあげ、“目で触れるように光を撮る”彼の姿勢はどこか、自らの感覚に従って光を描いていた印象派の画家たちの姿と重なる。riverとgarden、表裏を成すこの二つの写真群が淡く溶け合う瞬間を堪能したい。

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光の捉え方を模索しながら撮りおろした、新作の数々

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末長真 写真展『river/garden』

開催期間:2023年11月1日(水)~11月30日(木)
開催場所::TSUTAYA BOOKSTORE渋谷スクランブルスクエア SHARE LOUNGE内
営業時間:10時~23時(店舗の営業時間に準ずる)
入場無料 ※SHARE LOUNGE内利用の際は別途料金が発生(展示の見学は無料)。
TEL:03-6451-1697