民泊サービスAirbnbに、大人気映画『シュレック』に登場した主人公のシュレックが住む“沼地の家”がリストされた。物件詳細には「泥だらけ、コケだらけ、濁った水の沼です」と記載され、泊まることをためらってしまうような物件だが、ファンにはたらまない空間なのではないだろうか。
人里離れた場所に建つ隠れ家で、滞在費は無料
この不思議な宿泊施設は、スコットランドのハイランド地方にある人里離れた森の中にある。孤独を求めるオーガ(怪物)にふさわしい隠れ家だといい、大きな木の根本に造られた不思議な外装や素朴なインテリア、象徴的なあの椅子など、映画内のシュレック家が完璧に再現されている。
Airbnbによると、この家は10月27日から29日の間に、3名まで宿泊できるという。また、ハイランドまでの往復交通費は各自で手配する必要があるものの、シュレックの家での滞在は無料なのだそう。宿泊客は、滞在中『耳かきキャンドルの灯り』の雰囲気の中でリラックスでき、シュレックが映画で食べていたパフェを食べながらひとやすみ、朝はドンキーの大好物である作りたてのワッフルをたっぷり楽しむことができると記されている。ただひとつ注意すべきこととして、トイレ、洗面台、シャワーは、シュレックのオリジナル作品と同じように、家から数フィート離れた場所に設置されているという。
サイトには、この物件のホストはシュレックの親友・ロバのドンキーで、お調子者の彼はシュレックのために沼番をすると記載されている。サイトには、この物件について下記のようなコメントも。
「シュレックの沼は素敵だ。とにかく美しい。ゲストをもてなすには最高の場所なんだ。沼のすべてが好きさ。生い茂った造園、控えめな内装、素敵な岩、全部が大好き。この泥だらけの楽園をゲストに体験してもらうのが待ちきれないよ」
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「再現度高すぎるよ」とTikTokerが大興奮
先日、10月27日の宿泊日を前にTikTokで450万のフォロワーを持つBRYANT(@bryant)がひと足先にその場へ踏み入れた。室内を紹介した動画には、映画と同様の「危険」「近づくな」と書かれた看板が立っていた。古びた木の玄関ドアを開けると、目玉が入った瓶や大量の枯葉が落ちており、得体も知らない奇妙な物体が机の上に置かれていた。なんともシュレックの家らしい。
この物件にSNSでは「えーー!!絶対泊まりたい!」「再現度すごすぎる」「実在するなんて...」と声が集まった。
一度は泊まってみたい。そんな夢のような宿泊施設の予約は先着順だといい、熱狂的なシュレックファンは枠が空くのを見逃さないようにする必要がありそうだ。
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