出発地に急遽Uターン! 航空機が“大人用おむつ”を爆発物と間違え、引き返す事態が発生

  • 文:山川真智子

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motive56-shutterstock ※画像はイメージです

中米パナマから米フロリダ州タンパに向かうはずだった航空機の中で、爆発物と思われる不審物が発見され、離陸後引き返すという事件が起こった。調べてみると、大人用のおむつだったことが判明。乗客全員を降ろし特殊部隊まで投入した大騒動に発展したが、その日のうちに無事解決した。

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クルーが不審物発見!出発地に急遽Uターン

問題の航空機は、10月13日の午前9時44分にパナマシティを出発し、タンパに向かっていたコパ航空CM393便。インサイダー誌によれば、爆発物らしきものを発見したとの報告が乗務員からあり、急遽引き返すことになったという。

AP通信によれば、航空機は午前11時ごろにパナマシティのトクメン国際空港に着陸。駐機場の隔離された場所に移動し、乗客144人は全員降ろされた。

トイレに不審物!特殊部隊まで投入したが…

空港のセキュリティ・チームの責任者によれば、機内のトイレで不審物が見つかったという。調査のため警察の特殊爆発物探知犬と特殊部隊が派遣されたが、爆弾かと思われたものは、大人用の紙おむつだったことが判明した。

パナマの国家警察がソーシャルメディアのXに投稿した画像には、黒いビニール袋の上に置かれた紙おむつが写っていた。空港の警備の責任者は、「危険は排除された」とし、事件が無事解決したことをアピールしている。

過去にも爆弾騒ぎ 緊急着陸は避けられず

お騒がせ事件は、過去にも起こっている。ガーディアン紙によれば、2015年には乗客459人とクルー14人を乗せたモーリシャス発パリ行きの航空機のトイレの中で不審物が見つかり、ケニアの空港に緊急着陸するという事件が起きた。この時は、不審物は小型爆弾と発表されたが、最終的には段ボール、紙、タイマーを組み合わせた無害なものと判明し、いたずらの可能性も報じられた。乗客のほうは全員ホテルに宿泊し、代わりの航空機に乗り2日遅れでパリに到着している。

今回騒動に巻き込まれた航空機は、事件解決後に再度フロリダを目指して飛び、午後7時に無事タンパに到着したということだ。現在のところ、おむつを置いていった人物は特定されておらず、事件が爆発騒ぎを起こすためのいたずらだったかどうかも不明だ。

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公開されたおむつの画像。

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お騒がせ事件はネットでも話題に。