１．チッテリオが手がけた、新作オフィスチェア

オフィスでも自宅でも使うことができるタスクチェア「ACX」が10月12日にヴィトラから販売される。タッグを組んだのは、イタリア人デザイナー、アントニオ・チッテリオ。細身のシルエットでボリュームは控えめに、ファブリックは温もりのある色合いを採用。可能な限りリサイクル素材を用い、簡単に分解しリサイクルできる。チッテリオは「できる限りリサイクル可能な素材を使うことが今回の設計において最も重要な課題でした」と語った。

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２．ゆらめく炎と光に見る、ガラスの造形美

2021年の東京オリンピックで聖火リレーのトーチをデザインした吉岡徳仁。デザイン、建築、アートの領域を横断しながら、光や透明性など、従来のデザインにはない独自の表現域を追求してきた。そんな吉岡が24年に開催される国民スポーツ大会（旧国体）SAGAのためにデザインした「ガラスのトーチ」と「炎のモニュメント─ガラスの炬火台」を特別公開。期間中は、会場内に吉岡の代表作やスポーツ大会の関連作品も展示される。