作品からアイテムを探してゲットしろ!美術館とゲームが組んだ新しい取り組み

  • コーディネート:鈴木希実
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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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美術館の収蔵品を身に着けたアバターたち。Roblox内にはメタバースのメトロポリタン美術館も存在する。 

メトロポリタン美術館とオンラインゲーミングプラットフォーム「Roblox」がコラボした。美術館と通信会社が開発した無料アプリ「Replica」を館内で起動させると、特定の収蔵品の所在地がマップ上に示される。それらをカメラでスキャンするとデジタルイメージがRoblox内で使用できるようになる仕掛けだ。

ゴッホの自画像にある麦わら帽子や中世の鎧、メデューサの髪など37のアイテムが入手可能で、アバターに着せたり持たせたりすることができる。子どもや若い世代にアートと親しむきっかけや手段を提供しようという教育的観点から始まったプロジェクト。普段なら素通りする作品も興味の対象となることを証明する。

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入手可能アイテムを見つけたら、スキャンを開始。そのアイテムがフレームに収まるように撮影する。www.metmuseum.org photo by The Metropolitan Museum of Art

※この記事はPen 2023年11月号より再編集した記事です。