“ワニ”同伴の野球ファンの入場を拒否した球団に「ヤギの呪い」再発!? その理由とは

  • 文:大村朱里

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今回の話題を読んだ“ワニ”のウォーリー。飼い主のへニーさんのInstagramより。

たとえ、エモーショナルサポートアニマル(ESA)であっても「ワニ」は認められないようだ。

米大リーグ(MLB)フィリーズのある大ファンと彼のエモーショナルサポートアニマルのワニ「ウォーリー」は、メジャーリーグ球場への入場を断られた。ウォーリーはアメリカ・ペンシルベニア州に住むジョイ・ヘニーさんのサポートアニマルとして、ソーシャルメディアで何万人ものフォロワーを持つ人気者。体長は1.5mほどで、多くの人がウォーリーに会いに訪れ、ハグやキスをする姿がSNSで投稿されている。

ヘニーさんは9月27日、大ファンだというフィラデルフィア・フィリーズの試合観戦にウォーリーを同伴し、球場へ訪れた。しかし、試合が行われたシチズンズ・バンク・パークの規則によって二人の入場は認められなかった。パークのガイドラインによると 「認定介助犬、または特別なニーズを持つゲストのために訓練中の介助犬は歓迎します。それ以外の動物は禁止されています」と記載されている。

「ウォーリーは他の野球の試合にも出ていたから、大丈夫だと思ったんだ。でも、スタジアムに入れるのは犬や馬などの介助動物だけで、ESA動物は入れないといわれた」とウォーリーさんはCNNの取材に対し、当時の様子を語った。そして、「ウォーリーはエモーショナル・サポート・アニマルであって、サービスアニマルではないからしょうがない。彼らには彼らのルールがあり、我々は彼らのルールに従わなければならない」と続けた。

しかし、このニュースがSNSで話題になると、一部のフィリーズファンの間で「ヤギの呪い」事件再発かと騒がれ始めた。

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約70年続いた、カブス「ヤギの呪い」

野球チーム「シカゴ・カブス」がワールドシリーズ第4戦に出場した1945年に始まったと言われている。あるカブスの熱心なファンは、毎シーズンの試合をペットのヤギを同伴して球場で観戦してたが、今回の試合は臭いを理由に入場を拒否された。

カブスはそのシーズンを第7戦で敗退に終わり、その年から約70年もの間カブスはWSに出場することすらできず、暗黒時代に突入したものだった。この歴史をきっかけにSNSには「後悔することになるかもしれない」「ワニなら大丈夫か?」といった声も投稿されている。

ウォーリーとへニーさんの出会いは?

CNNによると、二人の出会いは6年前。フロリダでワニを保護している友人から、土地開発で危機に瀕しているワニがいるという連絡を受け、爬虫類レスキュー隊員であったヘニーさんは当時体長わずか20インチの生後1年の赤ちゃんワニを引き取ったという。

CBSニュースの取材に対し、長い間鬱病に悩まされていたというヘニーさんは「ウォーリーは私の心の支えです」と語った。さらに「私が寂しくなったりすると、彼はそれを察知するようで、近づいてきて抱きしめてくれるんです。愛されていると感じさせてくれる 」と続けている。

ウォーリーとヘニーさんは、今では、一緒に散歩に出かけ、ベットで睡眠をとったりと共に生活をしている。結婚式では、ウォーリーはリングボーイにもなったという。二人の強い絆のおかげで、うつ病が劇的に改善したとへニーさんは語った。

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ウォーリーとへニーさんの仲睦まじい様子。へニーさんのInstagramより

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@wallythealligator part 3.. Wally at Corn Cob Acres!!#WallyGatorESA ♬ Good Vibes (Instrumental) - Ellen Once Again
アイドル的な人気者になっているウォーリー。

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浮き輪でくつろぐウォーリー。へニーさんのInstagramより。