クラシック音楽をもとに香りをつくる「ラニュイ パルファン（La Nuit parfum）」が、今年作曲家ラフマニノフの生誕150周年を記念し、「ピアノ協奏曲第3番」を香水化。12日より、「炎へ向かってオールドパルファン」「絞首台ストーンキャンドル」とともに伊勢丹新宿店で開催される「サロン ド パルファン2023」で先行発売、また11月1日より公式サイトでも購入が可能となる。

「ピアノ協奏曲第3番」は、「ラフマニノフがアメリカツアー用に作曲し、40分と長大で、彼らしい甘い旋律と超絶技巧の限りを尽くしたゴージャスな逸曲」とされた。同曲を得意としたピアニスト、ホロヴィッツによる録音を調香師の沙里が聴き、そのイメージをオードパルファンに編曲した。 華やかな2種のローズとジャスミン、洗練のロータス、ノスタルジックなオスマンサスなどでフマニノフの情景と望郷を表現している。そのほか、スクリャービンの楽曲「炎へ向かって」をイメージしたオードパルファンや、ラヴェルの楽曲「夜のガスパール」のうちの「絞首台」をイメージしたキャンドルなども販売する。

12日、15日には、セミナーイベントが開催される予定で、フレグランススタイリスト・阿部奈恵による「寝香水トークショー」や、調香師・沙里と音楽を聴きながら新作の香りを試すことができるなど、香りにまつわるイベントも楽しめる。