グッチ オステリアが、1日1組限定のミシュランスターシェフと初のコラボイベントを開催!

  • 文:植田沙羅
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フィレンツェ、ビバリーヒルズに続く世界3店目として、2021年にオープンした「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」。あのグッチが手がける、イタリアの伝統に日本の食材を組み合わせ、モダンに昇華したイタリアンレストランだ。この度10月5日と6日の2日間限定で、ミシュラン二つ星を獲得する和歌山のガーデンガストロノミー「ヴィラ アイーダ」のオーナーシェフ・小林寛司を迎え、スペシャルメニューを提供する。

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オープン以来初めてとなるコラボレーションイベントを催す「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」。グッチの旗艦店「グッチ並木」の最上階に位置する同店は、ブランドの美学に彩られた内装も楽しみのひとつ。

和歌山県岩出市にある1日1組限定のレストラン「ヴィラ アイーダ」のシェフ・小林寛司は、店に隣接する自家菜園で年間300種類以上の野菜を育てながら、旬の素材を活かした料理を生み出し、自然と共存する“ファーム トゥ テーブル”を体現している。その姿勢が広く認められ、最新の「アジアのベストレストラン50」において2年連続14位、そして「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山 2022」では二つ星だけでなく、環境に配慮したサステナブルなレストランに贈られるグリーンスターをダブル受賞するなど、いま最も注目を集めるシェフのひとりだ。

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左:アントニオ・イアコヴィエッロ●南イタリア・カンパニア州出身。アラン・デュカス、レネ・レゼピ、エルネスト・イアッカリーノ、マッシモ・ボットゥーラなど世界的なシェフの下で研鑽を積み、2021年10月に「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」のヘッドシェフに就任。
右:小林寛司●和歌山県出身。21歳で渡伊。トスカーナ州やカンパニア州などイタリア各地のレストランで修業する。その後、カンパニア州ソレントで当時三つ星を獲得していた「ドン・アルフォンソ1890」でパスタ部門のシェフを務め、1998年に帰国。同年12月、故郷である和歌山県岩出市に「ヴィラ アイーダ」をオープンした。

日本食材への飽くなき探求心と自由な発想により独自のイタリア料理を追求してきた「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」のヘッドシェフ、アントニオ・イアコヴィエッロは、初となるコラボレーションイベントへの意気込みをこう語る。

「小林シェフの素材ひとつひとつを尊重し、かつ決してありきたりではない驚きのある料理をつくる力をかねてより尊敬しており、今回コラボレーションが実現できることをとても嬉しく思います。その土地その場所その時期ならではの日本の食材をイタリア料理として新しい形で表現する、ユニークな体験になるでしょう」

対する小林寛司もこのタッグに胸を躍らせているようだ。

「アントニオヘッドシェフの日本文化・食材に対する探究心にいつも深く感銘を受けています。今回のコラボレーションでは、自身のルーツのひとつとなったイタリアに対する感謝や尊敬の念も込めて、いまの時代を反映し、さらに進化したふたりのオリジナルイタリア料理をご提供したいと考えています」

伝統的なイタリア料理への敬意のもと、その土地独自の文化を讃え、旬の食材の魅力と可能性を引き出すという料理哲学を持つふたり。コラボレーションにより互いの個性を融合し高めあいながら、唯一無二のイタリア料理をつくり出すに違いない。

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レストラン専用のエントランスは銀座・並木通りの中でもひと際目を引く。ヒグチユウコの描く特徴的なファサードで、未知なる食体験に誘われるだろう。

 

グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ コラボレーションイベント

開催日時:2023年10月5日(木) 18:30~、19:00~、10月6日(金)12:00~、12:30~/ディナー18:30~、19:00~
住所:東京都中央区銀座6-6-12 4階
コース料理¥60,000(税込・サービス料別)、ワインペアリング¥30,000(税込・サービス料別)
予約は下記の公式サイトから(各回定員に達し次第受付終了)
https://www.gucciosteria.com/ja/tokyo