霧のスクリーンに月を映し出す、ホテル椿山荘東京の「月見」イベント!

  • 写真・文:一史
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池の上に薄い霧でスクリーンをつくり、撮影した月を映写した新イベント「TOKYO MOON 〜雲と月〜」。池に反射した「水の月」までも。

結論を言います。
楽しいです!

屋外大庭園の池の上に霧でスクリーンをつくり、月の写真を投影させた映像。
東京・文京区の「ホテル椿山荘東京」による人口の霧「東京雲海」をイベントごとに体験してきて、
今回の2023年秋バージョンが初回に続く面白さでした。
なにせもう迫力モノ、というか派手!

実は私は寺院らの静けさのある和空間に、カラフルなCGイラストを照射する近ごろの傾向が苦手です。
言葉は悪いですが……品がよく思えないんですよね。
「デジタルアート」と称されますが、芸術領域にまでは踏み込んでいない気もして。
剥がれた塗装や朽ちた建物に美を見出す日本的美学とも離れてますし。
そんな気難しい人間が、いい意味で笑ってしまったほど面白かった過剰気味な演出。
暑い気候なのに肌寒く感じるほどドバドバと噴射される霧。
地面は濡れ、目の前1メートル先が見えず迷子になりそうな夜のひととき。
さらに映像は月だと説明されないと気づけないほど巨大な丸い塊。
「これくらいやってくれると楽しいっ」と思えた一晩でした。

でも皆さんに一言!
霧噴射の「東京雲海」は木々に囲まれた屋外イベントですから、天候、風、湿気に大きく左右されます。
穏やかで湿気が多いとふわりと長く霧が留まりますし、カラッと風が強い日だとすぐ消え去ります。
わたしが体験した9月のお披露目イベントの日はマックスだったのでしょう。
(掲載写真は少なめの状態。マックスの霧は現場にいると撮影できず)
皆さんが行くときは印象が異なるかもしれませんのでどうぞご留意を。

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月のムラ模様はクレーターの凹凸。この月はホテル椿山荘東京がこのために撮影した本物。知らないと実写とはまずわからないでしょうが(笑)、本物を追求しようとするホテル側の姿勢がカッコいいです。

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照明でニュアンスが変化していきます。もはや「月見の風情とは別モノ」なのが私の感想ですが、面白いからアリです。

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木々の間にぶわっと広がる「東京雲海」。動き続けますから動画撮影が似合います。これでもぜんぜん少ない状態で、観客の身体が完全に覆われて視界を失うのが噴射のピーク。

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「TOKYO MOON 〜雲と月〜」と同時期に、ロクシタンとのコラボディナーイベントも開催中。

人気コスメの「ロクシタン」のアイコンフレグランス、金木犀(キンモクセイ)の香り「オスマンサス」。
これとホテル椿山荘東京とがコラボしたディナーイベント「L’OCCITANE×ホテル椿山荘東京
プロヴァンスディナー&7つのスイーツ」が11月5日(日)まで開催中。
これで何度目かの両者のコラボですね。
「TOKYO MOON 〜雲と月〜」が11月8日(水)までの開催予定ですから、タイミングがばっちりなのです。

東京雲海を鑑賞する資格は、ホテル椿山荘東京の利用客であること。
宿泊せずレストランの利用だけでもOKです。
霧の噴射にはタイムスケジュールがありますので、屋外の散歩に出る時間も計算して食事予約するのが吉です。

わたしがお招きいただいたお披露目イベントでは、このディナーの一部とスイーツビュッフェにもトライさせていただきました。

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ロクシタンのオスマンサス商品とパッケージ。ロクシタンはメジャーな商業施設や百貨店の大半に入店してる人気コスメ。

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ディナーセットのサラダ。化粧品やスイーツのようなパッケージがおしゃれ!街のカフェでテイクアウト販売したら評判を呼びそうなアイディア。いま流行りのミニ弁当を詰めてもよさそう。

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オスマンサスをテーマにした軽い食感のケーキ。花の香りを喉の奥でも感じた不思議な体験。
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キャラメルとナッツ好きなら喚起の声を上げそうなタルト。

会期中の夜の東京雲海(「TOKYO MOON 〜雲と月〜」を兼ねる)は、オスマンサスの香りを霧に含ませるオマケ付き。
霧に包まれると、ふわりと金木犀が香るのです。
さりげないので感じない人もいるでしょうし、香水が苦手な人でも違和感はないはず。
大量の霧にまみれた私が「そういえば花の香りが」くらいの印象でしたから。
(嗅覚がさほど優れない者の感想)

各イベントの詳細は記事内リンクより各社のサイトでご覧くださいませ。
ホテル椿山荘東京の夜の庭園散歩が未体験な人も、この機会に訪れてみるのも一興でしょう。

All photos&text©KAZUSHI

Pen Online記事一覧
www.pen-online.jp/columnist/kazushi-takahashi/

KAZUSHI instagram
www.instagram.com/kazushikazu

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【画像】霧のスクリーンに月を映し出す、ホテル椿山荘東京の「月見」イベント!

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池の上に薄い霧でスクリーンをつくり、撮影した月を映写した新イベント「TOKYO MOON 〜雲と月〜」。池に反射した「水の月」までも。

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月のムラ模様はクレーターの凹凸。この月はホテル椿山荘東京がこのために撮影した本物。知らないと実写とはまずわかりませんが(笑)、本物を追求しようとするホテル側の姿勢がカッコいいです。

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照明でニュアンスが変化していきます。もはや「月見の風情とは別モノ」なのが私の感想ですが、面白いからアリです。

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木々の間にぶわっと広がる「東京雲海」。動き続けますから動画撮影が似合います。これでもぜんぜん少ない状態で、観客の身体が完全に覆われて視界を失うのが噴射のピーク。

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「TOKYO MOON 〜雲と月〜」と同時期に、ロクシタンとのコラボディナーイベントも開催中。

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ロクシタンのオスマンサス商品とパッケージ。ロクシタンはメジャーな商業施設や百貨店の大半に入店してる人気コスメ。

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ディナーセットのサラダ。化粧品やスイーツのようなパッケージがおしゃれ!街のカフェでテイクアウト販売したら評判を呼びそうなアイディア。

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オスマンサスをテーマにした軽い食感のケーキ。花の香りを喉の奥でも感じた不思議な体験。
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キャラメルとナッツ好きなら喚起の声を上げそうなタルト。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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